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J-GLOBAL ID：201702280233225052   整理番号：17A0617588

疎水性改質セルロースナノ繊維の導入による超膨張性の射出成形ポリプロピレン発泡体の新たな開発

Unprecedented Development of Ultrahigh Expansion Injection-Molded Polypropylene Foams by Introducing Hydrophobic-Modified Cellulose Nanofibers

著者 (7件)： WANG Long (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  ISHIHARA Shota (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HIKIMA Yuta (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OHSHIMA Masahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SEKIGUCHI Takafumi (SEIKO PMC Corp., Chiba, JPN) ,  SATO Akihiro (SEIKO PMC Corp., Chiba, JPN) ,  YANO Hiroyuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 11  ページ： 9250-9254  発行年： 2017年03月22日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリマー発泡体は,高い強度/重量比,高いエネルギー吸収,および良好な防音および断熱性のような極めて優れた特性の故に注目され,産業の様々な分野で使用されている。この研究では,大きな膨張比を有するポリプロピレン(PP)/セルロースナノ繊維(CNF)複合材料発泡体を作製し,発泡効率を最大にする結晶構造および発泡メカニズムを調べた。使用したCNFは,疎水性改質CNFであり,PPはアイソタクチックPPである。PP/CNF複合材料は,CNFの含量を5wt%に固定し,環境に無害な発泡剤を用いて,射出成形によって作製した。CNFの使用によって,PPの結晶化温度が著しく上昇し,結晶化度が改善された。得られたPP/CNF複合材料発泡体は18倍の超膨張比を示した。

シソーラス用語： 引張強さ ,  射出成形 ,  発泡成形 ,  セルロース繊維 ,  *ナノファイバ ,  融解高分子 ,  *イソタクチックポリプロピレン ,  *発泡プラスチック ,  晶出温度 ,  添加物効果 ,  結晶度 ,  *ナノ複合材料 ,  比率 ,  微細構造 ,  結晶構造
準シソーラス用語： 溶融強さ ,  射出発泡 ,  セルロースナノファイバー ,  高分子複合材料 ,  膨張比 ,  コアバック射出発泡成形 ,  シシカバブ構造

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  発泡成形  (YH04070U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 疎水性 ,  改質 ,  セルロースナノ繊維 ,  膨張性 ,  射出成形 ,  ポリプロピレン ,  発泡体 ,  開発