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J-GLOBAL ID:201702280272398981   整理番号:17A1482968

内分泌撹乱物質のためのスクリーニングツールとしての胎児胎盤ステロイド産生のユニークな共培養モデルの使用:アロマターゼ活性とホルモン産生に及ぼすネオニコチノイドの影響【Powered by NICT】

The use of a unique co-culture model of fetoplacental steroidogenesis as a screening tool for endocrine disruptors: The effects of neonicotinoids on aromatase activity and hormone production
著者 (10件):
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巻: 332  ページ: 15-24  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0532A  ISSN: 0041-008X  CODEN: TXAPA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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妊娠中のエストロゲン生合成は胎児アンドロゲン前駆体を産生する間の協力に依存し,胎盤は酵素アロマターゼ(CYP19)を発現する。汚染物質によるエストロゲン産生の破壊は重篤な妊娠結果をもたらす可能性がある。胎児胎盤ステロイド産生の著者らが最近開発したin vitro共培養モデルを用いたアロマターゼの触媒活性とステロイドホルモンの産生に及ぼす三種のネオニコチノイド殺虫剤の影響をスクリーニングした。じゅう毛栄養芽層の特性を示す胎児特性とBeWoヒトじゅう毛癌細胞H295Rヒト副腎皮質癌細胞の共培養は三ネオニコチノイド:チアクロプリド,チアメトキサムとイミダクロプリドの種々の濃度に24時間曝露した。アロマターゼ触媒活性はトリチウム水放出アッセイを用いて両細胞系で決定した。ホルモン産生をELISAで測定した。三ネオニコチノイドは,胎児胎盤共培養におけるアロマターゼ活性を誘導し,concordingly,エストラジオール及びエストロン生産は増加した。とは対照的に,エストリオール産生が強くネオニコチノイド系殺虫剤により阻害された。全ての三種の農薬は,H295R細胞におけるCYP3A7の発現を誘導し,この誘導は外因性エストリオールとH295R細胞の共処理により逆転された。CYP3A7は通常は胎児肝臓で発現され,エストリオール合成に関与する重要な酵素である。ネオニコチノイドはCYP3A7によって代謝され,胎児DHEA(硫酸塩)の16α-ヒドロキシル,正常胎盤アロマターゼによるエストリオールに変換されるを阻害していることを示唆した。妊娠中のエストロゲン産生,アロマターゼ活性およびCYP3A7発現に及ぼすネオニコチノイド系殺虫剤の潜在的影響を強調するために生理的に関連したツールとしての胎児胎盤共培養を使用することに成功した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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有機化合物の毒性 
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