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J-GLOBAL ID：201702280352055814   整理番号：17A0698491

焼戻の程度が異なるマルテンサイトに囲まれた残留オーステナイトの熱的および機械的安定性【Powered by NICT】

Thermal and mechanical stability of retained austenite surrounded by martensite with different degrees of tempering

著者 (3件)： Hidalgo J. (Department of Materials Science and Engineering, Delft University of Technology, Mekelweg 2, 2628 CD Delft, The Netherlands) ,  Findley K.O. (G.S. Ansell Department of Metallurgical and Materials Engineering, Colorado School of Mines, Golden, CO, USA) ,  Santofimia M.J. (Department of Materials Science and Engineering, Delft University of Technology, Mekelweg 2, 2628 CD Delft, The Netherlands)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 690  ページ： 337-347  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多相先進高強度鋼におけるオーステナイトの機械的及び熱的安定性は,周囲の微細構造によって影響される。機構と熱的および機械的安定性の間の関係はまだ影響するオーステナイト安定性他の因子を分離することが難しいことによりdubiousである。本研究では,マルテンサイト/オーステナイト微細構造はマルテンサイトマトリックスの焼戻の程度をのみ有意差を作成した。マルテンサイトの焼戻の効果はオーステナイトの安定性に影響を与える他の要因から分離した。残留オーステナイトの加熱中の熱安定性は膨張測定と磁気測定を用いた制御された温度の関数として相分率をモニターすることにより評価した。機械的安定性を中断引張試験を行い異なる歪のレベルで残留オーステナイト分率を決定することにより研究した。中断試験後のこの残留オーステナイトの熱安定性は歪を与えた試験片のその後の再加熱によって研究した。結果はマルテンサイトの収縮と軟化により再加熱支援オーステナイト分解中のマルテンサイトの熱回収は,固溶体中の転位密度と炭素含有量の減少により生じることを初めて証拠である。マルテンサイトのこの軟化もオーステナイトの機械的安定性の減少をもたらした。さらに,室温での予ひずみ付与後の残留オーステナイトは予歪前より熱的に安定であり,塑性変形は,熱的および機械的安定性に及ぼす反対の影響を及ぼすことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再加熱 ,  *オーステナイト ,  焼入 ,  熱安定性 ,  *焼戻 ,  予歪 ,  固溶体 ,  微細構造 ,  *マルテンサイト ,  塑性変形 ,  引張試験 ,  高強度鋼 ,  転位密度 ,  *残留オーステナイト
準シソーラス用語： *機械的安定性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 鋼の焼入と分割 ,  マルテンサイト焼戻 ,  残留オーステナイト ,  熱機械的安定性

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 焼戻 ,  程度 ,  マルテンサイト ,  残留オーステナイト ,  機械的安定性