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J-GLOBAL ID:201702280370685154   整理番号:17A1411807

食品廃棄物を処理する中温嫌気消化リアクターの様々な負荷率での性能とメタゲノム分析

Metagenomic analysis and performance of a mesophilic anaerobic reactor treating food waste at various load rates
著者 (9件):
資料名:
巻: 38  号: 17-20  ページ: 2153-2163  発行年: 2017年09月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中温性の嫌気消化リアクターを構築し種々の有機物負荷率(OLR)で学生食堂の食品廃棄物を嫌気消化した。第I及びII期(OLR=1.0~2.4kg VS/l/日)ではOLRに応じてメタン生成(233~700l CH4/kg VS)があったが,酸性化した食品廃棄物を投入した第III期(OLR=1.0~1.5kg VS/l/日)はメタン生成が低下し150l CH4/kg VSとなった。第II期のOLRが1.2kg VS/l/日と2.4kg VS/l/日の時点でリアクター内のバイオマスを採取してDNAを抽出し細菌とアーキアの16S rRNA遺伝子を増幅した後次世代シーケンサで分析した。FirmicutesとBacteroidetesが優占しておりOLRの増加でProteobacteriaとChloflexiの度数は減少した。メタン生成菌の度数は変わらないもののOLRの変化で構成が変動した。低いOLRでは酸資化性のMethanosaetaと水素資化性のMethanospirillumが優占したが高いOLRではMethanosaetaは消失しMethanoculleusが増加した。共生的な菌は9%以上も占めており特に高いOLRでは水素生産菌(Syntrophomonas及びDesulfosporosinus)とメタン生成菌による共生的メタン生成も重要な役割を果たしていると考察した。
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分類 (4件):
分類
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ごみ処理  ,  廃棄物処理  ,  分子遺伝学一般  ,  微生物の生態 
タイトルに関連する用語 (5件):
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