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J-GLOBAL ID：201702280384878652   整理番号：17A0503723

新生児低酸素虚血脳損傷における抗酸化物質の役割 新しい治療アプローチ

Role of Antioxidants in Neonatal Hypoxic-Ischemic Brain Injury: New Therapeutic Approaches

著者 (7件)： ARTEAGA Olatz (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP) ,  ALVAREZ Antonia (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP) ,  REVUELTA Miren (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP) ,  SANTAOLALLA Francisco (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP) ,  URTASUN Andoni (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP) ,  URTASUN Andoni (Neurogenomiks Lab., Zamudio, ESP) ,  HILARIO Enrique (Univ. the Basque Country (UPV/EHU), Leioa, ESP)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 2  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低酸素虚血脳損傷は,新生児ケアにおける進歩にも関わらず,警戒すべき健康および経済的問題である。それは新生児において死を,あるいは脳性麻痺,運動障害そして認知機能障害といった有害な神経疾患を引き起こしうる。低酸素虚血が起こると,多面的なイベントのカスケードが始まり,それは最終的に細胞死に繋がりうる。血液供給低下によるより低いレベルの酸素は活性酸素種産生を増し,それは酸化ストレス,より高い濃度の遊離サイトゾルカルシウム,そして傷害されたミトコンドリア機能に繋がり,アポトーシス経理の活性化,DNA断片化そして細胞死の引き金を引く。新生児におけるこの型の損傷の高い発生率は,発生中の脳が酸化ストレスに対し特に脆弱であるという事実に部分的に帰すことができる。抗酸化物質はフリーラジカルと安全に相互作用し,極めて重要な分子が損傷する前に連鎖反応を終結させることができるので,外来抗酸化物質治療は低酸素虚血が引き起こす細胞損傷を減ずる潜在力を持つかもしれない。本総説において筆者らは,最も最近の進歩に照らして,周産期の低酸素虚血脳損傷に対する抗酸化物質治療の神経保護効果に焦点を当てる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 新生児疾患 ,  *低酸素症 ,  *脳虚血 ,  *酸化防止剤 ,  損傷 ,  脳疾患 ,  分娩合併症
準シソーラス用語： *新生児低酸素虚血 ,  *抗酸化物質 ,  *出産時脳損傷

分類 (2件)： 婦人科疾患・妊産婦疾患の薬物療法  (GS05020N) ,  神経系の疾患  (GN03000O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 新生児低酸素虚血 ,  脳損傷 ,  抗酸化物質 ,  役割 ,  治療