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J-GLOBAL ID:201702280387295964   整理番号:17A0497357

エステルインスリンを経由するインスリンリスプロの全合成のためのFmoc化学SPPSベースのアプローチの範囲と限界

Scope and Limitations of Fmoc Chemistry SPPS-Based Approaches to the Total Synthesis of Insulin Lispro via Ester Insulin
著者 (8件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 1709-1716  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,インスリンの効率的な全合成のための重要なデプシペプチド中間体の全化学合成のために,9-フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)化学固相ペプチド合成(SPPS)に基づく3つのアプローチを体系的に検討した。使用したアプローチは,段階的Fmoc化学SPPS,Fmoc化学SPPSによって合成した最大限に保護したペプチドセグメントを溶液中で縮合する「ハイブリッド法」,およびFmoc化学SPPSによって生成したペプチド-チオエステルセグメントを用いるネイティブケミカルリゲーションであった。3つのアプローチのすべてにおいて重要な構築ブロックは,Fmoc化学SPPSに適合する一組の直交保護基を備えたGlu[O-β-(Thr)]エステル結合ジペプチドであった。エステルインスリンの51残基エステル結合ポリペプチド鎖の合成のための最も有効な方法は,Fmoc化学SPPSによって合成されたペプチド-ヒドラジドから合成しかつネイティブケミカルリゲーションによって縮合した未保護ペプチド-チオエステルセグメントの使用であった。高分解能X線結晶学はこの経路でエステルインスリンリスプロから合成した合成インスリンリスプロのジスルフィド対合および三次元構造を確認した。これらのパイロット研究のさらなる最適化は,Fmoc化学SPPSによるペプチド合成に基づくインスリンリスプロ(Humalog)の効率的な全化学合成をもたらすことができた。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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糖質代謝作用薬の基礎研究  ,  ペプチド  ,  その他の有機化学反応 

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