抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性大動脈解離による全身炎症反応における血小板活性化状況を分析する。【方法】2014年1月から2016年6月までの間に登録された急性大動脈解離患者28例を登録し,高血圧症患者30例を高血圧群として選択した。同時期の健康診断者の30例を対照群とし、TNF-αとIL-6を酵素結合免疫吸着法により測定し、MPV、PLTをシーメンス全自動血球分析器により測定した。3群のTNF-α、IL-6、MPV、PLT及びMPV/PLTのレベルを比較し、大動脈解離合併全身炎症反応患者のMPV/PLTとTNF-α及びIL-6レベルの相関性を分析した。結果:大動脈解離群のTNF-α及びIL-6レベルは高血圧群及び対照群より明らかに高く、統計学的有意差が認められた(P<0.01)。大動脈解離群のMPV、MPV/PLTのレベルは高血圧群及び対照群より明らかに高く、PLTは高血圧群及び対照群より明らかに低く、統計学的有意差が認められた(P<0.01)。大動脈解離患者のMPV/PLTはTNF-α及びIL-6と有意な正の相関関係があり、r=0.575、r=0.606であった。結論:急性大動脈解離による全身炎症反応患者は明らかな血小板活性化があり、しかも患者の炎症指標TNF-α及びIL-6と顕著な正相関関係がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】