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J-GLOBAL ID:201702280484310306   整理番号:17A0871401

油性酵母Yarrowia lipolyticaを用いた抱合性リノール酸を生産するための代謝エンジニアリング戦略

A metabolic engineering strategy for producing conjugated linoleic acids using the oleaginous yeast Yarrowia lipolytica
著者 (9件):
資料名:
巻: 101  号: 11  ページ: 4605-4616  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの健康に有益な効果を持つことが知られる抱合性リノール酸(CLA)を生産する微生物の作出を試みた。この目的のために,油性酵母であるYarrowia lipolyticaに対して,CLA生産に有利となるような以下の遺伝的修飾を施した;1)β-酸化の除去を目的とした6つのアシル-CoAオキシダーゼ遺伝子(pox1~6)の除去,2)トリグリセリドを合成できなくするための4つのアシルトランスフェラーゼ遺伝子(dga1,dga2,are1,およびlro1)の除去,3)内在性のΔ12-デサチュラーゼ遺伝子(fad2)の除去および恒常的プロモーター制御下でのY.lipolytica FAD2の過剰発現,および4)Propionibacterium acnesのリノール酸イソメラーゼ(oPAI)の過剰発現。作出した菌株をバイオリアクターで培養したとき,それらは培養92時間で302mg/LのCLAを生産した。このCLA生産量は既存の微生物生産法よりも顕著に高かった。本研究で作出した菌株は,高CLA生産株として有用である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物代謝産物の生産  ,  遺伝子操作 

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