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J-GLOBAL ID:201702280513321828   整理番号:17A0653973

ctDNAの系統発生解析が明らかにする肺がん進化の初期段階

Phylogenetic ctDNA analysis depicts early-stage lung cancer evolution
著者 (120件):
資料名:
巻: 545  号: 7655  ページ: 446-451  発行年: 2017年05月25日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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非小細胞肺がんの初回手術後の再発を早期に見つけ,新たに生じた,転移巣の元となるサブクローンの性質を明らかにすることは,腫瘍の再発を抑える新しい治療方法につながるかもしれない。循環腫瘍DNA(ctDNA)中で初期段階の肺がんの進化動態を非侵襲的に追跡できるかどうかは,まだ実証されていない。今回我々は,腫瘍特異的な系統発生解析手法を用いて,TRACERx[Tracking Non-Small-Cell Lung Cancer Evolution Through Therapy(Rx)]研究の最初の100人の参加者について,ctDNAをプロファイリングした。そのうちの1人は,PEACE(Posthumous Evaluation of Advanced Cancer Environment)死後研究にも参加している。我々は,ctDNA放出の独立した予測因子を複数発見し,腫瘍容積検出限界を解析した。また,術後血漿の盲検でのプロファイリングにより,アジュバント化学療法抵抗性の兆候を観察し,肺がんの再発が非常に起こりやすい患者を明らかにした。さらに,ctDNAの系統発生的プロファイリングにより,肺がんの再発や転移のサブクローン的性質を追跡できることを示し,ctDNAを利用した治療研究の新しい手法を提供する。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (2件):
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呼吸器の腫よう  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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