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J-GLOBAL ID：201702280530960285   整理番号：17A0903790

日独における都市間連絡における旅行時間の実態と課題

著者 (4件)： 野平勝 (国土技術研究セ) ,  下川澄雄 (日本大 理工) ,  吉岡慶祐 (日本大 理工) ,  齊藤浅里 (日本大 大学院理工学研究科)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 55  ページ： ROMBUNNO.48-02  発行年： 2017年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国の都市間連絡におけるサービス状況は,高速道路と一般道路によって二極化されており,特に,地方部ではアクセス・イグレス距離が長いなどの理由から高速道路の恩恵を受けにくい都市間も多く,その場合は一般道路が幹線道路機能として重要な役割を担うこととなる。このような視点から,筆者らはこれまでに,わが国の都市間を連絡する旅行時間や旅行速度について都市規模ごとに集計,これをもとに都市間距離に応じたサービス速度の実態について分析してきた。そこでは特に生活拠点間の二次生活圏中心都市との連絡において,一般国道をラインホールとせざるを得ない都市間において,旅行速度や旅行時間に大きな格差がみられることが確認された。本研究では,わが国における課題についてより明確化するために,道路の階層構造を考慮したネットワーク整備を進めているドイツに着目し,ドイツにおける都市間連絡におけるサービス状況を把握するために,わが国で分析した手法に準じ旅行速度,旅行時間の状況について分析した。さらにドイツと日本での地形の違いにも考慮し,都市間の直線距離とアクセス距離の比である迂回率にも着目し比較考察を行うことで,両国のネットワーク整備状況に応じた都市間におけるサービス速度の実態と課題を明らかにしようとするものである。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路交通 ,  道路網 ,  *都市間交通 ,  *日本 ,  *ドイツ連邦共和国 ,  *旅行時間 ,  *実態調査 ,  *問題 ,  速度 ,  国道 ,  走行距離 ,  アクセス道路 ,  距離 ,  直線
準シソーラス用語： アクセス距離 ,  サービス速度 ,  ラインホール ,  一般国道 ,  迂回率 ,  直線距離 ,  *都市間連絡 ,  旅行速度

分類 (1件)： 都市交通  (TA01020W)

タイトルに関連する用語 (2件)： 都市 ,  旅行時間