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J-GLOBAL ID：201702280576566545   整理番号：17A0469449

水溶液中におけるポリ(2-イソプロピル-2-オキサゾリン)鎖のマルチスケールモデリング【Powered by NICT】

Multiscale modeling of poly(2-isopropyl-2-oxazoline) chains in aqueous solution

著者 (4件)： Furuncuoglu OEzaltin Tugba (Department of Chemistry, Bogazici University, 34342 Bebek, Istanbul, Turkey) ,  Aviyente Viktorya (Department of Chemistry, Bogazici University, 34342 Bebek, Istanbul, Turkey) ,  Atilgan Canan (Faculty of Engineering and Natural Sciences, Sabanci University, Orhanli 34956, Tuzla, Istanbul, Turkey) ,  Demirel Levent (Department of Chemistry, Koc University, Rumelifeneri Yolu, 34450 Sariyer, Istanbul, Turkey)
資料名： European Polymer Journal  (European Polymer Journal)
巻： 88  ページ： 594-604  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0690A  ISSN： 0014-3057  CODEN： EUPJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(2-イソプロピル-2-オキサゾリン)(PIPOX)は人体温度に近い水における下部臨界溶液挙動を示す熱応答性ポリマである。PIPOX鎖は臨界温度(T_c)以上の水溶液中の結晶ナノリボンを形成した。結晶化に先立つ水における鎖立体配座はまだ非常に議論されている。この研究では,良く以下と以上でT_c PIPOX鎖の立体配座を調べるために使用しているマルチスケール計算アプローチ。分子動力学(MD)シミュレーションは,単一鎖挙動を得るために実施した散逸粒子動力学(DPD)シミュレーションは,重合体-溶媒系のメソスケールモルフォロジーを評価するために利用した。逆マッピングによる中規模ビーズ,続いて緩和のMDシミュレーションに課される原子論的情報。逆マッピングから得られた最も予想される立体配座は十五の単量体のピッチ長をもつヘリックスであった。ヘリカルPIPOX鎖はT_c以上の水中で形成された結晶PIPOXナノリボンの実験X線回折パターンを良く再現しことを三斜晶系単位セルを構築した。相互作用するヘリカルPIPOX鎖の対はT_cでそれらの相対的立体配座,イソプロピル側鎖の疎水性相互作用により安定化を維持している。結果はT_c上の水の結晶化に先立つPIPOXの前駆体ヘリックス立体配座を同定するのに重要である。新しい構造を設計目的のための熱応答性高分子の相互作用と相転移を用いた道を開く,生物医学的応用の可能性を考慮した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分子動力学 ,  熱応答 ,  *水溶液 ,  単量体 ,  立体配座 ,  側鎖 ,  X線回折 ,  臨界 ,  疎水性相互作用 ,  中規模
準シソーラス用語： 熱応答性高分子 ,  散逸粒子動力学 ,  *マルチスケール ,  ナノリボン ,  *マルチスケールモデリング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 水溶液 ,  マルチスケールモデリング