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J-GLOBAL ID:201702280576874766   整理番号:17A0746989

細胞透過性ペプチドに結合したDOCK2阻害ペプチドの細胞取込みと薬理動態の研究

Investigation on cellular uptake and pharmacodynamics of DOCK2-inhibitory peptides conjugated with cell-penetrating peptides
著者 (6件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2148-2155  発行年: 2017年04月01日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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DOCK2とRas関連C3ボツリヌス毒素基質1(Rac1)との間の蛋白質-蛋白質相互作用は,移植拒絶と炎症性疾患の魅力的な細胞内標的である。最近,DOCK2選択的阻害ペプチドが発見され,オリゴアルギニン細胞透過性ペプチド(CPP)との結合が細胞遊走アッセイにおいて阻害活性を改善することが分かった。幾つかのCPPが報告されているが,オリゴアルギニンは阻害性ペプチドに導入された唯一の例である。本研究では,DOCK2阻害ペプチドのCPP共役アプローチの実現可能性を確認し,CPP部分として好ましい配列を選択することを目的とした。まず,ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応に基づく細胞内移行アッセイシステムを用いて,13種の既知のCPPとインフルエンザAウイルス蛋白質PB1-F2の部分配列の細胞透過性を評価し,効率的な細胞取り込みを示した4種のCPPを選択した。これらのCPPとDOCK2阻害ペプチドとの4種の共役体の中で,新規CPP,PBI-F2フラグメント5(PF5)共役体の阻害活性は,オリゴアルギニン共役体の活性に匹敵し,非共役ペプチドよりも高かった。最後に,細胞内移行アッセイにより,オリゴアルギニンとPF5が阻害ペプチドの細胞取込みを同程度に増加させることが分かった。本研究では,CPP共役アプローチが,細胞取込みと生物活性の両方を調べることによりDOCK2阻害に基づく新規な抗炎症薬の開発に適用可能であることを実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  生理活性ペプチド  ,  細胞膜の輸送  ,  消炎薬の基礎研究 

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