抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
IoT機器・サービスの情報セキュリティ問題とセキュアな開発方法について解説した。IoTが急速に普及する一方,それらに対するサイバー攻撃のリスクも問題になっており,家電,監視カメラなどの脆弱性が指摘されている。本稿では,サイバー攻撃によるリスクを排除した,脆弱性のないIoTの機器やシステムを構築するための,セキュリティ・バイ・デザインと脅威分析の考え方について説明した。セキュリティ・バイ・デザインとは,システム開発において,開発の早期段階からセキュリティを考慮して仕様に組み込むことである。脅威分析は,開発対象に潜在する脅威を識別し,それに対する対策を策定する分析手法である。この2つを意識して開発に導入することにより,サイバー攻撃の被害を抑えることができる。