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J-GLOBAL ID:201702280649401575   整理番号:17A1708728

脳におけるロイシンリッチα2-糖蛋白質の過剰発現は記憶障害に寄与する【Powered by NICT】

Leucine-rich α2-glycoprotein overexpression in the brain contributes to memory impairment
著者 (16件):
資料名:
巻: 60  ページ: 11-19  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0356A  ISSN: 0197-4580  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らは以前に,脳脊髄液中のロイシンに富むα2糖蛋白質(LRG)濃度の増加は,ヒトにおける認知機能低下に関連するが報告されている。脳と記憶障害におけるLRG発現の間の関係を調べるために,著者らは海馬に焦点を当てた(LRG Tg)脳におけるLRGを過剰発現するトランスジェニックマウスを解析した。免疫染色およびウェスタンブロット法により,824および48週齢対照とLRG Tgにおける海馬ニューロンにおけるLRG発現の加齢に伴う増加を明らかにした。Y迷路及びMorris水迷路試験が8と24週齢LRG Tg中に保持された空間記憶を示したが,年齢を一致させた対照と比較して48週齢LRG Tgで低下した。フィールド興奮性シナプス後電位は824,および48週で対照と比較してLRG Tgにおいて年齢とともに低下した。対パルス比はLRG Tgの年令と共に低下したが,対照群では増加した。その結果,長期増強は8と24週齢LRG Tgが,年齢を一致させた対照と比較して48週齢LRG Tgの減少に保持された。電子顕微鏡観察は,年齢をマッチさせた対照と比較してLRG Tgの少ないシナプス小胞及び接合,年齢と共に顕著になったことを明らかにした。海馬LRG過剰発現はシナプス機能障害,加齢に伴い記憶障害をもたらすに寄与している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  神経の基礎医学 
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