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J-GLOBAL ID:201702280656289890   整理番号:17A1714899

クロダイAcanthopagrus schlegeliiにおけるインターフェロンγの分子特性化と発現解析【Powered by NICT】

Molecular characterization and expression analysis of interferon-gamma in black seabream Acanthopagrus schlegelii
著者 (9件):
資料名:
巻: 70  ページ: 140-148  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1617A  ISSN: 1050-4648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターフェロンガンマ(IFN γ)は,免疫シグナル伝達の主要成分であり,ウイルス感染に抵抗する重要な役割を果たしている。本研究では,海産魚クロダイ(Acanthopagrus schlegelii)におけるIFN-γ遺伝子(AsIFN γ)を同定し,特性化した。AsIFNγゲノム配列,四エキソン,三個のイントロンといくつかの保存された調節要素を含む上流プロモータから成るをクローン化した。AsIFNγの完全なcDNAは長さが816bpであり,22aaシグナルペプチド,六α-ヘリックスと一つの核局在化シグナル(NLS)を持つ推定194アミノ酸(aa)蛋白質をコードしていた。多重アラインメントはAsIFNγ蛋白質は他の魚類のIFN-γによる31 60%同一であったが,他の脊椎動物の魚IFN-γrelとIFN-γによる低同一性を共有することを示した。AsIFNγは免疫器官で最も高い発現レベルを持つ試験した全ての組織で構成的に発現され,脾臓,鰓及び腎臓など。赤斑点神経壊死症ウイルス(RGNNV)に感染したクロダイでは,AsIFNγの発現はほとんどの組織で有意に上方制御され,in vitroでRGNNV感染もAsIFNγの有意なアップレギュレーションを誘導し,AsIFNγはRGNNV感染に対する免疫応答に関与することを示した。培養Acanthopagrus schlegelii脳(AsB)細胞におけるAsIFNγの過剰発現はSTAT1,STAT2とIRF9を含むJAK-STATシグナル伝達経路関連遺伝子の発現,並びに下流抗ウイルス遺伝子MX1およびISG15を刺激し迅速に一過性に。AsIFNγの過剰発現したAsB細胞におけるRGNNV複製とウイルス産生を有意に阻害することができた。要約すると,著者らはクロダイの保存されたIFN-γ遺伝子を同定し,クロダイにおけるRGNNVに対するAsIFNγの迅速かつ強力な抗ウイルス活性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫反応一般  ,  生体防御と免疫系一般 
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