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J-GLOBAL ID:201702280701600518   整理番号:17A0988770

幽門筋切開術を受けている乳児における脊髄および全身麻酔の術中血行動態の差異【Powered by NICT】

Differences in intraoperative hemodynamics between spinal and general anesthesia in infants undergoing pyloromyotomy
著者 (13件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 733-741  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2715A  ISSN: 1155-5645  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:低血圧と徐脈は他の外科的処置を受けた帝王切開と成人を受けた妊婦における脊椎麻酔の副作用が知られている。小児は類似の血液動態的変化を経験するかどうかは不明である。目的:本研究の目的は,健康な乳児のコホートにおける全身麻酔と比較して脊椎麻酔の血行力学的効果を評価することである。【方法】バーモント大学医療センターでは2008と2013の間の乳児幽門筋切開術手術のための脊椎麻酔を用いたほとんど排他的に,コロンビア大学医療センターは全身麻酔に依存していた。評価した一次アウトカムは,基線から術中心拍数と血圧(収縮期[SBP]および平均[AP]血圧)のパーセント変化であった。解析は連続変数に対するt検定を用いて行い,続いて線形回帰による人口統計学的および臨床的共変量の差を説明することであった。【結果】研究試料はバーモント大学とColumbia大学での全身麻酔52例で脊髄くも膜下麻酔の51名の幼児であった。平均術中SBPのベースラインからの減少は脊椎麻酔のための 8.2±16.8%と 24.2±17.2%であった全身麻酔(平均値の差:16.2%[95%信頼区間(CI),9.5 22.9]),平均術中MAPのベースラインからの減少は脊椎麻酔のための 16.3±19.9%と 24.6±19.3%であった全身麻酔(平均値の差:8.4%[95%CI0.8 16])。脊椎麻酔患者も最小術中MAPとSBPの小さい液滴を有していた。これらの血圧差は,共変数を補正した後でも持続した。心拍数の差は脊椎麻酔と全身麻酔の間で見られなかった。:著者らの知見は,全身麻酔と比較してベースライン,有意に高い血圧値,及び増加した徐脈から幽門筋切開術の結果減少した術中血圧変化を受けた健康な乳児で行われた脊椎麻酔ことを示した。脊椎麻酔と全身麻酔の間のこれらの血行力学的差の臨床的影響が存在するかどうかを評価するためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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婦人科疾患・妊産婦疾患の外科療法 

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