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J-GLOBAL ID：201702280707315727   整理番号：17A1297595

研究最前線 エビデンス・ベースト

著者 (1件)： 藤田悟郎 (科学警察研)
資料名： 月刊交通  (交通)
巻： 48  号： 9  ページ： 90-97  発行年： 2017年09月25日 
JST資料番号： L5033A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 政府の政策等において,エビデンス・ベースト・ポリシー・メーキング(EBPM,証拠に基づく政策の立案)という言葉が使われるようになった。この中にあるエビデンス・ベーストとは,統計的分析法に基づいて効果を評価することであるが,本報告はこの言葉が含む重要な意味を,1)統計学者フィッシャーによるミルクティーの味を検証する実験,2)コクランによる治療効果評価データの価値の順位付け,3)シャーマンによる警察活動の効果評価に対するエビデンス・ベーストの導入等を説明した。1)では紅茶を先に入れるかミルクが先かによる味の違いを,識別可能と判定するには用意された紅茶の内何杯を当てれば良いか,2)ではシステマティック・レビュー,無作為化比較試験等種々の評価法があるがそれらの価値の重要性を述べた。3)では犯罪多発地域への警察官の集中投入,地域住民による犯罪監視活動等の犯罪対策の効果評価例を紹介した。

シソーラス用語： *EBM【医学】 ,  *統計解析 ,  研究施設 ,  データ解析 ,  ランダム化比較試験 ,  *警察 ,  行動 ,  交通事故 ,  事故分析 ,  評価 ,  効果
準シソーラス用語： *エビデンス・ベースド・メディスン ,  医療 ,  活動 ,  *警察活動 ,  *効果評価 ,  政策評価 ,  農業試験場

分類 (2件)： 運輸交通・サービス一般  (TA01010L) ,  科学技術政策・制度・組織  (AA02000O)

タイトルに関連する用語 (1件)： 研究