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J-GLOBAL ID：201702280713906167   整理番号：17A1306111

カーボンブラック添加によるカンナ屑マットの断熱性改善(第2報)-実大マットの熱伝導率および断熱性改善メカニズム-

Improving the thermal insulation capacity of wood shaving insulation mats through the addition of carbon black (Part 2)-Thermal conductivities of full-scale mats and the mechanisms of performance improvement-

著者 (3件)： 関野登 (岩手大 農) ,  佐々木紫乃 (岩手大 大学院農学研究科) ,  佐々木紫乃 (盛岡市)
資料名： 岩手大学農学部演習林報告  (Bulletin of the Iwate University Forests)
号： 48  ページ： 1-15  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： Y0165A  ISSN： 0286-4339  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前報では,木質廃材(カンナ屑等)を有効利用した建築用断熱材として評価し断熱効果が不十分であった。そこでカーボンブラック(CB)を用いて性能改善を試み,実験室的には改善が見られたことを報告した。本報では現場レベルの不均一な木質材料を使用した実用に近い状態で改善効果を評価し報告している。木材工場から排出されたカンナ屑を原料に,少量のCBを添加した後マット試験体を作成し,この試験体について熱伝導率の測定を行った。その結果,0.25%のCB添加により約14%の熱伝導率が低下し実験室レベル以上の断熱効果の改善が期待された。また熱伝導率低下のメカニズムについても検討され報告された。

シソーラス用語： *切り屑 ,  *カーボンブラック ,  *添加 ,  マット ,  性質 ,  性能 ,  改良 ,  効果 ,  熱伝導率 ,  機構 ,  廃材 ,  建築材料 ,  断熱材料 ,  現場 ,  工場 ,  ダグラスモミ ,  含水量 ,  色相 ,  伝熱 ,  対流熱伝達 ,  放射熱伝達 ,  凝集体 ,  磁気ギャップ
準シソーラス用語： かんな屑 ,  断熱性 ,  *断熱性能 ,  改善 ,  *改善効果 ,  メカニズム ,  建築用資材 ,  *断熱材 ,  ベイマツ ,  含水率 ,  平衡含水率 ,  対流伝熱 ,  放射伝熱 ,  空隙

分類 (2件)： 木質材料の製造・加工一般  (FF05031B) ,  木材化学  (FF05040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： カーボンブラック ,  カンナ屑 ,  マット ,  断熱性 ,  実大 ,  熱伝導率 ,  メカニズム