抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では別府湾に砕屑粒子を供給する河川のうち,特に別府湾西部に位置する朝見川及び境川に着目し,河川堆積物中の粒子組成を明らかにした。その結果,両河川の粒度分布や全粒子組成に大きな違いは認められないものの,重鉱物組成については明瞭な違いが認められた。朝見川及び境川のサンプルには主として鶴見岳などの輝石角閃石安山岩に由来すると考えられるOpx,Cpx,Amなどが多く含まれる一方で,朝見川のサンプルの一部には観海寺安山岩や現在の地熱活動に由来する変質した鉱物が含まれている。これらの違いが両河川から供給された堆積物を区別する有力な手掛かりとなると考えられる。(著者抄録)