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J-GLOBAL ID：201702280740225486   整理番号：17A1665031

二枚貝軟体動物Mytilus trossulusにおける酸化銅ナノ粒子の遺伝毒性ポテンシャル【JST・京大機械翻訳】

著者 (4件)： Victor P.Chelomin (LABORATORY OF MARINE ECOTOXICOLOGY, V.I.ILICHEV PACIFIC OCEANOLOGICAL INSTITUTE OF THE FAR EAST BRANCH OF RUSSIAN ACADEMY OF SCIENCES, VLADIVOSTOK 600041, RUSSIA;THE FAR EASTERN FEDERAL UNIVERSITY, SCHOOL OF NATURAL SCIENCES, VLADIVOSTOK 600091, RUSSIA) ,  Valentina V.Slobodskova (LABORATORY OF MARINE ECOTOXICOLOGY, V.I.ILICHEV PACIFIC OCEANOLOGICAL INSTITUTE OF THE FAR EAST BRANCH OF RUSSIAN ACADEMY OF SCIENCES, VLADIVOSTOK 600041, RUSSIA) ,  Maksim Zakhartsev (UNIVERSITY OF HOHENHEIM, STUTTGART 70599, GERMANY) ,  Sergey Kukla (LABORATORY OF MARINE ECOTOXICOLOGY, V.I.ILICHEV PACIFIC OCEANOLOGICAL INSTITUTE OF THE FAR EAST BRANCH OF RUSSIAN ACADEMY OF SCIENCES, VLADIVOSTOK 600041, RUSSIA)
資料名： Zhongguo Haiyang Daxue Xuebao (Yingwen Ban)  (Zhongguo Haiyang Daxue Xuebao (Yingwen Ban))
巻： 16  号： 2  ページ： 339-345  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3269A  ISSN： 1672-5182  CODEN： JOUCBY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化銅ナノ粒子(CuO-NPs)は,最も広く使用されている金属酸化物ナノ粒子の中にあり,海洋環境に放出される機会を増加させる。これらの粒子の応用は近年増加しているので,海洋生物相の健康に対するそれらの潜在的影響も増加している。しかし,海洋環境におけるこれらNPsの毒性学的影響はあまり知られていない。本研究において,海洋東部イガイMytilus trossulusにおけるCuO-NPsのDNA損傷ポテンシャルを評価し,溶存銅曝露のそれと比較した。遺伝毒性をイガイのえらと消化腺細胞における単一細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)アッセイにより評価した。結果は,両方の形態(CuO-NPsと溶存銅)における銅がイガイ組織において異なる程度に蓄積されたことを示した。溶存銅に曝露されたイガイは,消化腺におけるよりも鰓において高濃度の銅を達成した。これらの結果とは対照的に,CuO-NPsは鰓よりも消化腺においてはるかに高い銅蓄積を誘導できることが分かった。DNA損傷における明確で統計的に有意な増加が,対照イガイと比較してCu曝露群の両組織において見出された。著者らの結果は,CuO-NP曝露がイガイの鰓細胞のみに顕著な効果をもたらし,DNA損傷を有意に増加させることを示した。消化管細胞は鰓細胞に比べてCuO-NPsに従って蓄積する傾向があるが,鰓細胞はCuO-NPsの遺伝毒性効果に対してより感受性があることが注目されるべきである。また,これらの結果は,消費者市場におけるその到着前の工学的粒子の完全なリスク評価の必要性を示唆した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *二枚貝類 ,  海洋生物 ,  リスク評価 ,  海洋 ,  DNA損傷 ,  *遺伝毒性 ,  海洋環境 ,  *銅 ,  *ナノ粒子 ,  感受性 ,  毒物学 ,  酸化第二銅
準シソーラス用語： 消化腺 ,  イガイ ,  *酸化銅ナノ粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V) ,  分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二枚貝 ,  軟体動物 ,  酸化銅ナノ粒子 ,  遺伝毒性 ,  ポテンシャル