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J-GLOBAL ID：201702280754740554   整理番号：17A0620919

メゾスコピックグラフェン環における反復量子スカラー

Recurrent Quantum Scars in a Mesoscopic Graphene Ring

著者 (7件)： CABOSART Damien (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-la-Neuve, BEL) ,  FELTEN Alexandre (Univ. Namur(UNamur), Namur, BEL) ,  RECKINGER Nicolas (Univ. Namur(UNamur), Namur, BEL) ,  IORDANESCU Andra (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-la-Neuve, BEL) ,  TOUSSAINT Sebastien (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-la-Neuve, BEL) ,  FANIEL Sebastien (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-la-Neuve, BEL) ,  HACKENS Benoit (Univ. Catholique de Louvain(UCL), Louvain-la-Neuve, BEL)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 17  号： 3  ページ： 1344-1349  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低温SGM(走査型ゲート顕微鏡)を用いて,ゼロ磁場でのメゾスコピックグラフェン環のLDOS(局所状態密度)を画像表示した。線形応答状態において,放射コンダクタンスフリンジはSGMマップのものと同一であり,QR(量子環)LDOS中の量子スカラー形成共鳴状態に起因する。最も重要なことに,それらの反復を支配する特性エネルギーは,QRアームの幅に匹敵する長さスケールに単純に変換できることを見出した。観察は,モデルグラフェンQRの数値シミュレーションによっても支持された。グラフェン中の反復量子スカラーの観察は,メゾスコピックグラフェンデバイスにおける「相対論的量子カオス」のより詳細な研究に向けて重要なステップを構成する。

シソーラス用語： 走査型プローブ顕微鏡 ,  コンダクタンス ,  ナノ構造 ,  メソスコピック系 ,  *円環 ,  *グラフェン ,  *スカラー ,  状態密度 ,  原子間力顕微鏡
準シソーラス用語： AFM【顕微鏡】 ,  *メゾスコピックリング ,  局所状態密度 ,  走査型ゲート顕微鏡 ,  電荷輸送

分類 (2件)： その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環 ,  反復 ,  量子 ,  スカラー