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J-GLOBAL ID：201702280806342939   整理番号：17A0492146

モノカルバ-closo-ドデカボランアニオンのイリジウムによるB-H活性化中間体の合成と完全キャラクタリゼーション

Synthesis and full characterization of an iridium B-H activation intermediate of the monocarba-closo-dodecaborate anion

著者 (6件)： Shen Yunjun (Department of Chemistry, Zhejiang University, Zheda Road 38, 310027 Hangzhou, P. R. China. [e-mail]) ,  Pan Yani ,  Liu Jiyong ,  Sattasathuchana Tosaporn ,  Baldridge Kim K. ,  Duttwyler Simon
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 1  ページ： 176-179  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モノカルバ-closo-ドデカボランアニオンのイリジウム錯体の合成,及び完全キャラクタリゼーションを報告する。それは,トシルアミド配向基を利用したB-H結合活性化により合成された。スペクトル法による分析とX線結晶構造解析により,B-Irの直接相互作用の存在が明らかとなった。そのカルボランは,Ir(Cp^*)(溶媒)部分に対するB,N-キレート性配位子として働き,溶液並びに固体状態で不活性なモノマー錯体に帰着する。N-クロロスクシンイミドによる処理は,B-Ir部位の選択的モノクロル化に帰した。加えて,DFT計算によりその構造,スペクトル的特徴並びに反応性を研究した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *イリジウム錯体 ,  基 ,  スルホンアミド ,  分子構造 ,  配位子 ,  *有機ホウ素化合物 ,  反応性 ,  塩素化 ,  相互作用 ,  架橋化合物 ,  *ホウ素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  *カルボアミド ,  メタル化 ,  化学結合 ,  脂肪族ニトリル ,  酸塩化物 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： B-H結合 ,  *位置選択性反応 ,  多座配位子 ,  配向基

分類 (5件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機ほう素化合物  (CF08020R) ,  芳香族単環スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  (CF05140B) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  脂肪族カルボン酸の窒素誘導体  (CF03220A)

物質索引 (4件)： N-クロロスクシンイミド ,  アセトニトリル ,  ペンタメチルシクロペンタジエン ,  オキサリルクロリド

タイトルに関連する用語 (4件)： イリジウム ,  活性化 ,  中間体 ,  キャラクタリゼーション