文献
J-GLOBAL ID:201702280859214826   整理番号:17A0595822

焼酎の貯蔵容器における溶媒和の生成(第1報)微量の金属塩を含有するエタノール及びエタノール水溶液の動粘度

Formation of solvate in shochu in a storage vessel (Part 1) Kinematic viscosity of ethanol and an aqueous ethanol solution containing a small quantity of metal salt.
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 350-356  発行年: 2017年05月15日 
JST資料番号: F0481A  ISSN: 0914-7314  CODEN: NJKYES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1.カメに泡盛を長年貯蔵すると平衡蒸気成分中のEtOH濃度や蒸発速度などの物理的性状が変化すると報告されているが,このような物理的性状の変化はカメ貯蔵泡盛に含まれていると報告されているMg+2,Ca+2,Na+及びK+等の溶媒和の影響が大きいと推察されたので,MgCl2,CaCl2,NaCl,KClまたはLiClをそれぞれ43.00%v/vEtOH水溶液,EtOHまたは水に2.5~10mM/L溶解し,動粘度を測定した。2.MgCl2またはCaCl2を43.00%v/vEtOHまたはEtOHに溶解した場合は,水に溶解した場合に比べ動粘度は大きく増加した。塩素イオン濃度は等しいから,このような動粘度の増加は,金属イオンとEtOHから溶媒和が生成しているためと推察された。3. 43.00%v/vEtOH水溶液にMgCl2,CaCl2またはLiClを溶解すると,金属塩の濃度に比例して動粘度は高くなり,NaClまたはKClを溶解すると動粘度は減少した。測定した範囲においてEtOHにNaCl,KClは溶解しなかった。4.それぞれ単一の金属塩を含有する二つの43.00%v/vEtOH水溶液を等量混合すると,二つの液の動粘度の平均値に近い値となった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酒類一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (28件):
  • 赤星亮一: 農化, 37, 433-438 (1963)
  • 玉城武,桑原建治,永嶺順子,高江洲朝清,西谷尚道: 醗工, 62, 99-103 (1984)
  • 赤星亮一,大熊広一: 農化, 59, 1-9 (1985)
  • 中曽根早苗,大城寿賀子,名嘉博幸,宇地原敏夫: 醸協, 99, 750-757 (2004)
  • 赤星亮一,大熊広一: 農化, 58, 357-365 (1984)
もっと見る

前のページに戻る