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J-GLOBAL ID：201702281089358432   整理番号：17A0090623

こはく酸アンヒドリドで修飾したカンファーの葉を用いた水溶液からのPb(II)イオンの浄化

Purification of Pb (II) ions from aqueous solution by camphor leaf modified with succinic anhydride

著者 (3件)： Wang Chongqing (School of Chemistry and Chemical Engineering, Central South University, Changsha, 410083, Hunan, China) ,  Wang Hui (School of Chemistry and Chemical Engineering, Central South University, Changsha, 410083, Hunan, China) ,  Liu Younian (School of Chemistry and Chemical Engineering, Central South University, Changsha, 410083, Hunan, China)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 509  ページ： 80-85  発行年： 2016年11月20日 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国南西部に広く分布する天然常緑樹(クスノキ)から生えているカンファーの葉は中国の地方で利用可能な廃棄物である。Pb(II)を除去するために,こはく酸アンヒドリドでカンファーの葉を修飾し,新しいバイオ吸着剤(SCLP)を調製した。Fourier変換赤外スペクトル(FTIR),X線回折(XRD)および走査電子顕微鏡観察(SEM)でSCLPの特性を評価した。化学修飾は処理水のマイナス効果を減らし,表面にカルボキシ基を取込み,吸着容量を向上した。Pb(II)イオンの吸着を様々なSCLP容量,pH,接触時間および初期濃度で評価した。吸着平衡と吸着動力学を吸着等温式と動力学モデルを用いて調査した。SCLPへのPb(II)の吸着は擬二次反応速度論とLangmuirモデルに従った。イオン交換はSCLPへのPb(II)の吸着量の重要な役割を果たした。除去率と吸着容量は最高で99.98%と185.2mgg^-1であった。カンファーの葉は高効率,低コストで環境に優しいことから,廃水からのPb(II)の浄化利用に期待が持てる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *鉛化合物 ,  金属イオン ,  浄化 ,  *吸着剤 ,  FTIR分光法 ,  X線回折 ,  走査電子顕微鏡 ,  化学修飾 ,  カルボキシ基 ,  吸着平衡 ,  動力学 ,  吸着等温式 ,  力学モデル ,  反応速度論 ,  イオン交換 ,  廃物利用 ,  鉛イオン ,  動力学モデル ,  吸着容量 ,  生物吸着剤 ,  消炎薬 ,  架橋化合物 ,  脂環式ケトン ,  二環モノテルペン ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボン酸無水物
準シソーラス用語： バイオ吸着剤 ,  吸着動力学

著者キーワード (5件)： Camphor leaf ,  Heavy metal ,  Ion exchange ,  Sorption ,  Succinic anhydride

分類 (3件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  吸着剤  (YB03000W) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

物質索引 (2件)： カンファー ,  こはく酸アンヒドリド

タイトルに関連する用語 (8件)： こはく酸アンヒドリド ,  修飾 ,  カンファー ,  葉 ,  水溶液 ,  Pb ,  イオン ,  浄化