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J-GLOBAL ID:201702281098287135   整理番号:17A1439205

冠動脈造影を受けた患者における尿中バイオマーカーと腎ドップラー血流指数の早期術後分析による造影剤誘発性急性腎損傷の予測【Powered by NICT】

Prediction of contrast-induced acute kidney injury by early post-procedural analysis of urinary biomarkers and intra-renal Doppler flow indices in patients undergoing coronary angiography
著者 (4件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 465-472  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0820A  ISSN: 0896-4327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:研究は冠動脈造影/経皮的冠動脈介入(CA/PCI)後の造影剤誘発急性腎障害(CI AKI)の予測のための尿中バイオマーカーと腎内ドップラー血流指数の複合評価の適用性を評価するために設計した。【方法】本前向き観察研究は待機的または緊急CA/PCIを受ける冠状動脈疾患を有する95人の患者を対象とした。Doppler腎内流れ指数前とCA/PCI後1時間評価した。尿試料はCA/PCI前24時間と6時間以内に採取し,ELISA法を用いた尿中インターロイキン-18(IL 18),肝臓脂肪酸結合蛋白質(L FABP),及び腎損傷分子 1(KIM 1)を分析した。CI-AKIは,後手続き的48時間で血清クレアチニン濃度の≧50%相対的または≧0.3mg/dLの絶対的増加と定義した。【結果】CI-AKIは九例(9.5%)で確認した。CI-AKI発症は6時間(P=0.003)とΔKIM1濃度(P=0.001)で有意に高い尿中KIM-1と関連しており,6H(P=0.014)とΔIL18濃度(P=0.012)が,L-FABPおよびΔL FABPレベルでの尿中IL-18は両群で同程度であった。受信者動作特性曲線解析は1h>0.86(AUC=0.86; P<0.0001)で6時間>89.8pg/mg(AUC=0.75, P=0.007),6h>0.425ng/mgでKIM-1(AUC=0.81, P=0.001),1>0.73(AUC 0.88; P<0.0001)における腎抵抗指数(RRI),腎拍動性指数(RPI)で処置後のIL-18レベルはCI-AKI発症を予測したことを示した。術後予測因子のロジスティック回帰分析はIL-18とRRIはCI-AKI発症(AUC=0.96; P<0.0001)の独立予測因子であることを明らかにした。初期処置後の尿中バイオマーカーとDoppler腎血管パラメータの【結論】共同評価は冠動脈インターベンションを受けている患者におけるCI-AKIの早期診断を助ける。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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循環系の基礎医学  ,  医療事故,医療過誤  ,  循環系の診断  ,  放射線を利用した診断  ,  循環系の疾患 

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