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J-GLOBAL ID：201702281215938995   整理番号：17A0816852

ホモキラル重合によるグラフェンナノリボンの選択成長

Homochiral polymerization-driven selective growth of graphene nanoribbons

著者 (4件)： SAKAGUCHI Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SONG Shaotang (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KOJIMA Takahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAE Takahiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Nature Chemistry  (Nature Chemistry)
巻： 9  号： 1  ページ： 57-63  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W2267A  ISSN： 1755-4330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zバー結合幾何学をもつ前駆体を設計して,これを,2帯域-CVDによりAu(111)上に成長させた1.45nmの幅のアセン型GNRに効率的に変換した。本研究は,立体構造制御表面触媒に新概念を提供する。これでは,Au(111)上の前駆体やプレポリマーの立体構造順応が,アセン型GNRを製造するための最適な反応経路をもたらす。Zバー結合前駆体は,Au(111)上で高さ非対称性をもってキラル立体構造を採る。これによって,連鎖中に自己組織化ホモキラルポリマーを形成し,その後,立体構造制御機構を介してGNRに段階的に脱水素化すると考えられる。さらに,平面立体構造を安定化する高密度の自己組織化ホモキラル立体構造は,脱水素化を促進するが,ランダムに配向した短鎖が不規則形状のGNRを形成する。アセン型GNRにより作製したFETデバイスは,優れた半導体特性を示した。

シソーラス用語： 性質 ,  重合 ,  ナノ構造 ,  *リボン結晶 ,  *グラフェン ,  *選択成長 ,  金 ,  化学蒸着 ,  芳香族縮合化合物 ,  自己組織化 ,  FET【トランジスタ】 ,  立体構造 ,  脱水素 ,  半導体 ,  プレポリマ
準シソーラス用語： キラル ,  グラフェンナノリボン ,  CVD【化学蒸着】 ,  アセン類 ,  脱水素化

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶成長  (BK13060T) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ホモ ,  キラル ,  重合 ,  グラフェンナノリボン ,  選択成長