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J-GLOBAL ID：201702281250681062   整理番号：17A0883656

簡単な前駆体イオンのマトリックス支援レーザ脱離/イオン化四重極飛行時間衝突誘起解離スペクトルの解析と生成物イオン強度とパターン認識に基づく等圧オリゴ糖イオン混合物【Powered by NICT】

Analysis of matrix-assisted laser desorption/ionization quadrupole time-of-flight collision-induced dissociation spectra of simple precursor ions and isobaric oligosaccharide ion mixtures based on product ion intensities and pattern recognition

著者 (2件)： Jovanovic Marko (Department of Biotechnology, University of Rijeka, Radmile Matejcic 2, Rijeka, 51000, Croatia) ,  Tyldesley-Worster Richard (Waters Corporation, Stamford Avenue, Altrincham Road, Wilmslow, SK9 4AX, UK)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 31  号： 10  ページ： 873-885  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根拠:生成物イオンのm/z値に基づいて単独グリコームタンデム質量分析(MS/MS)データの定性分析は,広く用いられており,しばしば単一検体の分析に十分であった。しかし,最も複雑な糖混合物は,複数の同重体少糖類,その場合にはこの手法はしばしば制限されているを含んでいた。イオン強度情報は,MS/MSデータ解析を促進し,複雑なグリコミックMS/MSデータセットからの定性的および半定量的情報を抽出するために用いることができるかを示した。【方法】マトリックス支援レーザ脱離/イオン化四重極飛行時間(MALDI QTOF)質量分析計を用いた。全グリコームMS/MSデータセットを横切る単一生成物イオン系列,それらの長さで決定された内の生成物イオンの強度を比較した。識別可能なパターンを検出するために,強度データは,系列内での各生成物イオンの強度に正常化した。多くの場合,正規化データは容易に識別可能なパターン,特異的グリコミック構造型の解析,機構的MS研究のための関連が得られた。【結果】ヒト乳オリゴ糖のグリコミック試料上で提案アプローチを使用した。アプローチを,定性的および半定量的解析のための有用な結果を得た。実施した全ての正規化は,情報において同等に多くないし,発生した表の情報量を予測することはできなかった。これら分析は装置メーカーに依存しないことを示した。【結論】我々のアプローチは,等圧オリゴ糖構造を含む前駆体イオンのMS/MSスペクトルのより詳細な定性分析を可能にした。限られた半定量的情報は,生データから抽出したできたが,標準キャリブレーション混合物を調製することができ,この方法の精度は大幅に増強されるべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *脱着 ,  定量的分析 ,  *前駆体 ,  正規化 ,  *イオン化 ,  *少糖類 ,  *イオン ,  ヒト ,  タンデム質量分析 ,  *四重極 ,  データ解析 ,  *イオン強度 ,  定性分析 ,  質量スペクトル ,  質量分析計

分類 (1件)： 有機化合物の物理分析  (CC03034A)

タイトルに関連する用語 (18件)： 前駆体 ,  イオン ,  マトリックス ,  支援 ,  レーザ ,  脱離 ,  イオン化 ,  四重極 ,  飛行時間 ,  衝突誘起解離 ,  スペクトル ,  解析 ,  生成物 ,  イオン強度 ,  パターン認識 ,  等圧 ,  オリゴ糖 ,  混合物