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J-GLOBAL ID:201702281263675036   整理番号:17A1019923

ヒドラゾンSchiff塩基から誘導された有機すず(IV)錯体:合成,結晶構造,in vitro細胞毒性及びDNA/BSA相互作用【Powered by NICT】

Organotin(IV) complexes derived from hydrazone Schiff base: Synthesis, crystal structure, in vitro cytotoxicity and DNA/BSA interactions
著者 (6件):
資料名:
巻: 464  ページ: 137-146  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0620A  ISSN: 0020-1693  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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四種の新しい有機スズ(IV)錯体Me_2SnL~1Ph_2SnL~1Me_2SnL~2とPh_2SnL~2(H_2L~1=5-クロロサリチルアルデヒドイソニコチノイルヒドラゾンとH_2L~2=2-ヒドロキシ-4-メトキシベンズアルデヒドイソニコチノイルヒドラゾン)は元素分析,FT-IR,NMR(~1H,~13Cと~119Sn)および単結晶X線回折法により合成し,特性化した。結晶構造解析は,錯体1および2は三核化合物,エノールヒドラゾンSchiff塩基配位子はONO三座モードですず中心にキレートであることを示した。とは対照的に,錯体3と4は五配位歪んだ三方両錐構造をとる中心Sn原子とuninuclear化合物である。四錯体の細胞毒性をMTTアッセイ法による二種のヒト癌細胞株(A549およびHeLa)に対して調べた。結果は,四種類の錯体は良好な抗癌活性を示し,単核錯体4はHeLa癌細胞に対してより有効であることが分かったことを示した。子ウシ胸腺DNA(CT DNA)とウシ血清アルブミン(BSA)をもつ全錯体の間の相互作用を種々の分光学的手法を用いて調べた。粘度測定,熱温度(Tm)およびUV-Visスペクトルデータは,DNAと四種の有機すず(IV)錯体の間のインターカレーション結合を示唆した。添加では,すべての錯体は静的消光過程,ドッキング研究によって確認されたBSAの固有蛍光を消光することができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
非遷移金属元素の錯体  ,  有機すず・鉛・ポロニウム化合物  ,  非遷移金属元素の錯体の結晶構造 

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