抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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芸術とテクノロジーを結びつけるのは「道具」という媒体である。道具は「使う道具」から人と共に「考える道具」として創造性のパートナーの役割を担うまでに進化してきた。芸術の世界において最先端の技術を創造性向上のためカスタマイズする技術者「デジタルエンジニア」が生まれつつある。カスタマイズの際人と道具のインタラクティブな対話が求められるが,そのためどの様な道具が必要か1)描く道具,2)作る道具の進化を事例で紹介する。1)デザインが変化していくものと捉えるソニー大崎ランドスケープ計画では新しい道具「成長する図面」の手法を生み出した。2)東京大学DFLパビリオン2013をあげる。職人技が要求される工程をロボットが担うことを実現する手法は建築施工の省力化を導き建築界に大きな進化をもたらすと考える。未来の道具の姿を示唆するグーグル社の物をつかむ成長型AIシステムは分散型ディープラーニング技術である。道具同士の対話が究極の職人ロボットを誕生させると考える。