文献

J-GLOBAL ID：201702281353476189   整理番号：17A1892520

昆虫脱皮ホルモン受容体の研究進展【JST・京大機械翻訳】

A review of ecdysone receptor

著者 (2件)： Wang Jingjing (華南農業大学農学院農薬系,广州,510642) ,  Hu Qiongbo (華南農業大学農学院農薬系,广州,510642)
資料名： Huanjing Kunchong Xuebao  (Huanjing Kunchong Xuebao)
巻： 39  号： 3  ページ： 721-729  発行年： 2017年 
JST資料番号： C2927A  ISSN： 1674-0858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 昆虫の脱皮ホルモン(molting hormone、MH)はステロール類ホルモンであり、昆虫体内の活性形式は20-ヒドロキシエクジノン(20-hydroxyecdysone、20E)である。昆虫の正常な発育過程において、昆虫の脱皮、変態と繁殖は脱皮ホルモンによって制御されている。昆虫のエクジソン受容体(ecdysone receptor,EcR)とスーパードア蛋白質(ultraspiracle,USP)はいずれも核受容体スーパーファミリーメンバーに属し、核受容体の構造特徴を有する。A/Bドメイン(転写活性化ドメインtransaetivation domain)、Cドメイン(DNA結合ドメインDNA-binding domain、DBD)、Dドメイン(ヒンジドメインhinge region)、Eドメイン(リガンド結合ドメインligand binding domain、LBD)とFドメインを含む。昆虫ホルモンの受容体は昆虫の脱皮、変態と繁殖などの重要な生命過程におけるカスケード反応の開始位置であり、昆虫の生長発育と繁殖の正常な完成に対して非常に重要な役割を果たしている。エクジソンはエクジソン受容体とスーパーゲートタンパク質からなる複合体と相互作用し、その後、一連のカスケード反応の過程を起動する。本論文では、EcRとUSPの構造と機能、およびそれらのエクジソンとの相互作用のメカニズムを紹介し、EcRの農業害虫防除などの方面における応用について紹介し、研究における問題点と将来の研究について展望した。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ホルモン受容体 ,  *脱皮 ,  ステロール ,  害虫防除 ,  DNA【核酸】 ,  昆虫ホルモン ,  *昆虫類 ,  相互作用 ,  *脱皮ホルモン ,  タンパク質 ,  *受容体 ,  *ホルモン ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： 核内受容体 ,  エクジソン受容体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Ecdysone receptor (EcR) ,  ultraspiracle protein (USP) ,  nuclear receptor (NR) ,  20-hydroxyecdysone (20E) ,  heterodimer

分類 (2件)： 無脊椎動物ホルモン  (EB08080V) ,  動物の生化学  (EJ01050P)

物質索引 (1件)： エクジソン

タイトルに関連する用語 (5件)： 昆虫 ,  脱皮 ,  ホルモン受容体 ,  研究 ,  進展