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J-GLOBAL ID:201702281414332271   整理番号:17A1626929

クリプトタンシノンはJAK/STAT3シグナル伝達経路の阻害による舌扁平上皮癌の成長に対するパクリタキセルの抗腫瘍効果を感作する【Powered by NICT】

Cryptotanshinone sensitizes antitumor effect of paclitaxel on tongue squamous cell carcinoma growth by inhibiting the JAK/STAT3 signaling pathway
著者 (12件):
資料名:
巻: 95  ページ: 1388-1396  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Salvia miltiorrhiza Bge(Danshen)の根から単離された天然化合物,クリプトタンシノンは癌細胞のアポトーシスを誘導し,種々の悪性腫瘍における細胞移動と浸潤を低下させることが見出されているが,舌扁平上皮癌(TSCC)に及ぼすクリプトタンシノンの抗増殖および化学増感効果はまだ完全に明らかにした。本研究では,CAL27とSCC9細胞を含むヒトT SCC細胞の増殖,アポトーシスおよび細胞周期に及ぼすクリプトタンシノンの影響を測定した。結果はクリプトタンシノンは用量依存的に細胞の移動と増殖を阻害し,T SCC細胞のアポトーシスを誘導することを示した。機構研究はクリプトタンシノンはp-STAT3,Bcl-2,CDK2,SnailとMMP2の発現を抑制し,E-カドヘリン,p53,p21及びβ-カテニンの発現を誘導することを明らかにした。さらに,クリプトタンシノンとパクリタキセルの併用療法はT SCC細胞増殖と移動を阻害し,STAT3シグナル伝達経路の阻害を介してアポトーシスを誘導することを見出した。要約すると,著者らはクリプトタンシノンはin vitroでT SCC細胞に対するパクリタキセルの有効性を高めることができたという新しい証拠を提供し,STAT3シグナル伝達経路はヒトT SCCのクリプトタンシノン誘導抗癌効果において重要な役割を果たすことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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歯と口腔の腫よう 

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