文献
J-GLOBAL ID:201702281415651237   整理番号:17A0087323

水晶振動子マイクロバランス法を用いたチタン,ステンレス鋼,ジルコニア,およびポリメチルメタクリレートへのラクトフェリンの吸着の分析

Adsorption Analysis of Lactoferrin to Titanium, Stainless Steel, Zirconia, and Polymethyl Methacrylate Using the Quartz Crystal Microbalance Method
著者 (2件):
資料名:
巻: 2016  号: Biomaterials  ページ: ROMBUNNO.3961286 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
口腔内の生物膜形成は幾つかの口腔疾患の原因と考えられている。ラクトフェリンは唾液に含まれる抗菌蛋白質であり,バイオフィルム発生に対する重要な防御因子である。本研究では,27KHz水晶振動子マイクロバランス(QCM)測定に平衡分析技術を用いて様々な歯科用材料表面のラクトフェリン吸着量と解離定数(Kd)を分析した。4種類の材料,すなわちチタン(Ti),ステンレス鋼(SUS),ジルコニア(ZrO2)およびポリメチルメタクリレート(PMMA)について調べた。これらの材料をQCMセンサにコーティングし,原子間力顕微鏡観察,表面粗度の測定,水の接触角およびζ電位により表面の特性解析を行った。QCM測定から,TiとSUSがZrO2およびPMMAに比べて大量のラクトフェリンを吸着することが分かった。表面粗度とゼータ電位は,ラクトフェリン吸着に影響を与えた。これとは対照的にKd値分析から,吸着したラクトフェリンのTiおよびSUS表面への結合はZrO2とPMMA表面に比べて弱いことが分かった。ラクトフェリンのZrO2およびPMMA表面への優れた結合には,ラクトフェリンとZrO2およびPMMA間の疎水的相互作用が関係すると考えられる。ラクトフェリンの吸着挙動は材料の表面の特徴の影響を受けることが明らかになった。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯科材料  ,  生物学的機能  ,  物理的手法を用いた吸着の研究 

前のページに戻る