抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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昨今,大規模水道事業体においては大口径管の更新事業が本格化してきている。大口径管の水道管布設工事においては,道路交通事情などにより,開削による水道管の布設が困難な場合が多く,非開削工法(シールド工法,推進工法)で構築されたさや管内に水道管(ダクタイル鉄管)を布設する内挿工法が一般的である。さや管を布設する非開削工法にはそれぞれ長所・短所があり,シールド工法は線形の自由度が高い反面,工期が長くなる。一方,推進工法は,施工速度は速いが急曲線には不向きである。近年,これら両者の利点を活かした推進・シールド併用工法が開発されている。当社は,このさや管構築工法を活用し,シールド区間のさや管内には持込工法で,推進区間のさや管内には押込工法で水道本管を布設することによりコスト縮減が可能な工法を開発した。レベルおよび5%のこう配をつけた実験管路において管搬送,継手接合等の実証試験を行った。その結果,本工法の良好な施工性およびコスト縮減の可能性が確認されたので以下に報告する。(著者抄録)