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J-GLOBAL ID:201702281430406054   整理番号:17A1284264

アポトーシス促進性p53結合蛋白質1と2の予後値と食道扁平上皮癌患者の臨床的特徴との関係:後向き研究【JST・京大機械翻訳】

Prognostic values of apoptosis-stimulating P53-binding protein 1 and 2 and their relationships with clinical characteristics of esophageal squamous cell carcinoma patients: a retrospective study
著者 (2件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 71-80  発行年: 2017年 
JST資料番号: C2043A  ISSN: 1000-467X  CODEN: AIZHE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】食道扁平上皮癌(ESCC)は癌関連死の主要な原因であり,新しい予後のバイオマーカーが緊急に必要である。アポトーシス促進性P53結合蛋白質1(ASPP1)と2(ASPP2)は,癌の発生,進行,転移および予後において重要な役割を果たすことが報告されているが,ESCCにおけるそれらの役割は解明されていない。本研究では,それらの予後値を評価するために,ESCCにおけるASPP1とASPP2の発現を調べた。【方法】ESCCの175の標本におけるASPP1,ASPP2,およびP53の蛋白質発現を,免疫組織化学的染色を用いて検出した。癌組織と非癌組織におけるそれらの発現は,染色強度と染色された細胞のパーセンテージによって記録された。臨床病理学的パラメーター,全体的生存(OS),および無疾患生存(DFS)によるASPP1,ASPP2,およびP53の関連を分析した。【結果】ASPP2とP53の蛋白質発現レベルは,癌組織において,対非癌組織(P<0.001)より有意に高く,一方,2つの群におけるASPP1の発現レベルは類似していた。ESCCsにおいて,ASPP1発現は,組織学的分化(P=0.002)および浸潤深さ(P=0.014)と有意に関連していた。ASPP2発現は,年齢(P=0.029)および組織学的分化(P <0.001)と関連し,p53発現は年齢(P=0.021)および腫瘍サイズ(P=0.040)と関連した。ASPP1,ASPP2,およびP53発現の間に相関は見られなかった。生存分析は,高いASPP2発現が5年OS(P=0.001)とDFS率(P=0.010)の増加と有意に関連し,高いP53発現がESCC患者の5年DFS率の減少と有意に関連していることを明らかにした(P=0.015)。多変量Cox解析は,ASPP2がESCC患者のOS[ハザード比(HR):0.541,95%信頼区間(CI)0.363-0.804]とDFS(HR:0.599,95%CI0.404-0.888)の独立予測因子であり,P53がDFSの独立した予測因子であることを示した(HR:2.161,95%CI 1.100-4.45).。【結論】ASPP1はESCCの進行に関与している可能性があり,ASPP2はESCCの潜在的予後バイオマーカーであり,将来の研究において評価されるべきである。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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