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J-GLOBAL ID:201702281434942628   整理番号:17A0790156

不均一系光触媒反応開発の現状,課題と表面プラズモン共鳴の応用

著者 (1件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 9-15  発行年: 2017年06月20日 
JST資料番号: S0624A  ISSN: 0913-7289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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光触媒反応は,光触媒と呼ばれる物質が光を吸収して起こる光反応である。光触媒反応は多くの実用化例があるが,ほとんどの場合,酸化チタンが光触媒反応に用いられている。本論文では,光触媒反応系の設計や,その原理に基づく不均一系光触媒反応の開発について紹介した。不均一系光触媒反応の原理を述べ,人工光合成系を説明した。励起された電子と正孔の再結合を速度論的側面において述べた。光触媒反応でのラジカル連鎖反応,光触媒の可視光応答化,光触媒酸化反応における酸素の多電子還元の利用,表面プラズモン共鳴吸収の利用などを説明した。光触媒反応系での反応速度や光触媒活性に影響を及ぼす因子や,反応機構の解明が重要である。光触媒活性の支配因子として,結晶型,比表面積,粒子型など以外のパラメータの評価法を開発していく必要がある。
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  固体プラズマ 
引用文献 (23件):
  • 大谷文章:光触媒のしくみがわかる本(技術評論社 東京,2003)
  • 橋本和仁,大谷文章,工藤昭彦(編):光触媒-基礎・材料開発・応用(エヌティーエス東京,2005)
  • 大谷文章:光触媒標準研究法(東京図書 東京,2005)
  • A. J. Bard, R. Parsons, J. Jordan: Standard Potentials in Aqueous Solution (Monographs in Electroanalytical Chemistry and Electrochemistry) (CRC Press, Boca Raton, USA, 1985).
  • B. Ohtani: Chem. Lett. 37 (2008) 217.
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