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J-GLOBAL ID：201702281437759072   整理番号：17A1405619

海洋音響の基礎と応用-海洋音波伝搬-(7)FDTD法による音波伝搬の解析結果

著者 (1件)： 土屋健伸 (神奈川大 工)
資料名： 海洋音響学会誌  (Journal of the Marine Acoustics Society of Japan)
巻： 44  号： 4  ページ： 203-218  発行年： 2017年10月01日 
JST資料番号： L1051A  ISSN： 0916-5835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 前回の講座では,FDTD法の基礎理論について述べたが,今回は主に解析結果について述べる。ここでは,今まで幾度か提示してきたが,ASA Benchmark問題(楔型海底形状)での解析結果を求めて計算プログラムの妥当性を示すとともに,海底堆積層が変化した場合の伝搬パルス波の変化,さらに海底面での遷移層が伝搬パルス波に与える影響について述べた。また,FDTD法解析が効果的に用いられた例として,小型音響レンズの集束音場の解析結果についても述べた。本稿は,1)はじめに,2)Benchmarkによるプログラムの精度確認,3)浅海での音波伝搬解析,4)遷移層を有する浅海での音波伝搬解析,5)非球面小型音響レンズの集束音場解析,6)おわりに,から構成されている。

シソーラス用語： *水中音響 ,  *音波伝搬 ,  *信号解析 ,  海底堆積物 ,  パルス波 ,  層 ,  音響レンズ ,  解析 ,  *有限差分時間領域法 ,  浅水域
準シソーラス用語： *海洋音響 ,  海底堆積層 ,  遷移層 ,  音場解析 ,  FDTD法

分類 (1件)： 水中音響応用  (BB03090U)

引用文献 (8件)：

• J. T. Goh et al., ′′A hybrid coupled wave-number integration approach to range-dependent seismoacoustic modeling,′′ J. Acoust. Soc. Am. 100(3), 1409-1420 (1996).
• D. Lee and A. D. Pierce, ′′Parabolic equation development in recent decade,′′ J. Computational Acoustics, 3(2), 95-173 (1995).
• 木村正雄, 海底音響学の基礎-未固結堆積物-, 海洋音響学会第9回技術講習会テキスト, pp.1-2(2000).
• R. Carbo, ′′Wave reflection from a transitional layer between the seawater and the bottom,′′ J. Acoust. Soc. Am. 101(1), 227-232 (1997).
• 石田和也,木村正雄, ′′海底表層遷移層からの音波反射に関する検討′′, 信学技報US2005-92(2005-11), 57-62(2005).

タイトルに関連する用語 (7件)： 海洋音響 ,  基礎 ,  応用 ,  海洋 ,  音波伝搬 ,  FDTD法 ,  解析結果