文献
J-GLOBAL ID:201702281438759347   整理番号:17A1180024

北インドにおける異種性バンコマイシン介在黄色ブドウ球菌(hVISA)間のSCCmecタイプVとagr I型の高頻度【Powered by NICT】

High frequency of SCCmec type V and agr type I among heterogeneous vancomycin-intermediate Staphylococcus aureus (hVISA) in north India
著者 (7件):
資料名:
巻:ページ: 110-114  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3403A  ISSN: 2213-7165  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,ヘテロバンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(hVISA)とバンコマイシン感受性メチシリン耐性S.aureus(VS MRSA)分離株の遺伝的特徴を比較することであった。hVISAとVS MRSA分離株におけるブドウ球菌カセット染色体mec(SCCmec)型,Panton Valentineロイコシジン(PVL),アクセサリー遺伝子調節因子(agr)型,およびvanAおよびvanB遺伝子の存在をPCRにより評価した。遺伝的関連性をパルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)により研究した。hVISAにおけるSCCmecタイプの分布は以下の通りである:13/29(44.8%)II型およびV,1/29(3.4%)III型および2/29の各(6.9%)IVa型。VS MRSA分離株の中で,20/50(40.0%)はSCCmecタイプII,17/50(34.0%)はIII型であり,3/50(6.0%)はIVa型10/50(20.0%)はタイプVであった。SCCmecタイプVはhVISAと有意に関連したが,SCCmec III型はVS MRSA(P=0.020とP=0.001)との関連を示した。PVL遺伝子は929hVISA(31.0%)と13/50VS MRSA(26.0%)で検出された。PFGE分析により,両hVISAとVS MRSA株はクローン的に無関係であることが分かった。hVISA分離株では,24/29(82.8%)はagr型I,3/29(10.3%)はIII型し,2/29(6.9%)は分類不能であった。しかし,VS MRSA分離株における,25/50(50.0%)はII型であった,15/50(30.0%)はI型であった,7/50(14.0%)はIII型し,3/50(6.0%)は分類不能であった。研究は医療関連MRSA株は市中感染MRSA遺伝的マーカーを持っているかもしれないことを示した。hVISAにおける還元バンコマイシン感受性におけるagr Iの変化の分子疫学と役割は更なる研究を必要とする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  微生物検査法  ,  食品の汚染 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る