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J-GLOBAL ID:201702281490978208   整理番号:17A1478329

火山角礫岩からなる急崖に発達するノッチ・タフォニの形成プロセスと岩盤崩落との関係 -香川県高松市五剣山の例-

Relationships between Formative Processes of Notches and Tafoni Developing on Steep Slopes of Volcanic Breccia and Occurrences of Rock Falls: A Case at Mt. Gokenzan, Takamatsu City, Kagawa Prefecture, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 126  号:ページ: 425-437(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: G0643A  ISSN: 0022-135X  CODEN: CGZAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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急崖にしばしば見られる楕円形の孔(タフォニ)や水平に伸びた細長い溝状の凹地形(ノッチ)の形成機構を検討した。香川県五剣山にあるノッチとタフォニの両方が形成されている火山角礫岩の急崖を対象に調査した。ノッチ・タフォニの形状測量,内壁の含水量,岩石強度,付着鉱物のX線回折を行った。調査の結果,岩体中に薄く挟在する凝灰岩には,水平に細長く伸びたノッチが,火山角礫岩にはタフォニが形成され,しばしばオーバーハングした急崖をなしていた。ノッチの内壁には石膏が析出していた。ノッチ・タフォニの形成機構は,次のような塩類風化によるものと考えられる。浸透した地下水は,下位の細粒凝灰岩との境界で浸透を阻害され,溶解していた成分が石膏として析出する。その結晶成長圧力により岩盤表面の強度低下・剥離が進行する。形成されたノッチ・タフォニの上方には突出した不安定なオーバーハング斜面が形成され,引張クラックにより崩落に至る。
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分類 (1件):
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堆積学一般 
引用文献 (36件):
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