文献

J-GLOBAL ID：201702281590170542   整理番号：17A0653219

密度勾配超遠心分離における単層カーボンナノチューブの親和性媒介ソーティング順序反転

Affinity-mediated sorting order reversal of single-walled carbon nanotubes in density gradient ultracentrifugation

著者 (4件)： JANG Myungsu (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Somin (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  JEONG Haneul (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  JU Sang-Yong (Yonsei Univ., Seoul, KOR)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 27  号： 41  ページ： 41LT01,1-6  発行年： 2016年10月14日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は優れたオプトエレクトロニクス特性を示し,高性能FETや太陽電池への応用が期待されている。しかしながら,通常の方法で作成されるSWCNTは凝集性が強く,異性分構造を持つ。SWCNTをキラリティや伝導性の型に従って分類することにより,SWCNTの本来の高性能な電気的,光学的性質を発揮することが可能になる。SWCNTのソーティングについて,コール酸ナトリウム(SC)を用いた密度勾配遠心分離(EGU)法が注目されている。本研究では,分散剤としてフラビンモノヌクレオチド(FMN)を用いて被覆したSWCNTのEGUについて報告する。SWCNTの直径に依存してソーティング順序の反転が起こることを発見した。大きな径のSWCNTほど,低密度側に偏在することがわかった。SWCNTの層状パターン化は,FMNとSWCNT間の結合親和性,および,FMNのリン酸基側鎖の水和体積の反応性に起因することを示した。

シソーラス用語： *密度勾配遠心 ,  勾配 ,  *親和性 ,  *ソーティング ,  *順序 ,  単層カーボンナノチューブ ,  凝集 ,  性質 ,  分散剤 ,  分離 ,  ステロイド ,  カルボン酸塩 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール ,  窒素複素環化合物 ,  リボヌクレオチド ,  ウレア化合物 ,  無機酸エステル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 密度勾配遠心分離 ,  密度勾配 ,  キラリティ ,  結合親和性

分類 (1件)： 試料技術  (BA02070O)

物質索引 (2件)： コール酸ナトリウム ,  フラビンモノヌクレオチド

タイトルに関連する用語 (7件)： 密度勾配 ,  超遠心分離 ,  単層カーボンナノチューブ ,  親和性 ,  ソーティング ,  順序 ,  反転