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J-GLOBAL ID：201702281593152039   整理番号：17A0012402

鋼材強度にばらつきを有する場合の火災時鋼架構の崩壊モードとリダンダンシーの関係-火災時鋼架構の崩壊温度のばらつき評価 その3-

RELATIONSHIPS BETWEEN REDUNDANCY AND COLLAPSE MODES FOR STEEL FRAMES AT FIRE IN CASE OF CONSIDERING VARIATIONS IN STEEL STRENGTH-Estimation of variations in collapse temperatures of steel frames subjected to fire: Part 3-

著者 (2件)： 尾崎文宣 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  佐藤太勇 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 731  ページ： 145-154  発行年： 2017年01月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼材の高温降伏強度のばらつきが,区画火災が発生した鋼架構の崩壊モードと崩壊温度に及ぼす影響を検討した。モンテカルロ法(MC法)によって鋼材強度にばらつきを発生させ,架構全体の崩壊温度と各崩壊モードの生起確率を評価した。火災区画外の梁の吊上げ力の最大値Fの総和を柱軸力Pの総和で除した商をリダンダンシー指標Sに設定し,MC法の数値解析を実施した。火災時リダンダンシーSが小さい架構では柱が高温座屈すると全体崩壊に至るが,Sを高めることで全体崩壊の生起確率が減少することを示した。Sが小さな架構の崩壊モードと崩壊温度は区画内の高温部材耐力のばらつきに支配され,Sが大きい架構では区画外の梁の常温耐力のばらつきに支配されると分かった。

シソーラス用語： *区画火災 ,  *鋼構造 ,  冗長性 ,  モンテカルロ法 ,  鋼材 ,  高温強さ ,  温度 ,  崩壊 ,  数値解析 ,  *耐火設計 ,  耐荷力
準シソーラス用語： 構造用鋼材 ,  崩壊温度

分類 (2件)： 金属構造  (RA04050W) ,  火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 鋼材 ,  ばらつき ,  火災 ,  架構 ,  崩壊 ,  リダンダンシー ,  崩壊温度 ,  評価