文献

J-GLOBAL ID：201702281611397203   整理番号：17A1621584

設計段階でミキサーの機能性を最適化する(食品工業)

Optimising mixer functionality at the design stage

資料名： Food Processing (Tonbridge)  (Food Processing (Tonbridge))
巻： 86  号： 8  ページ： 38-39  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： C0004A  ISSN： 0264-9462  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品製造プロセスで用いるミキサにはいろいろなタイプがある。高剪断バッチミキサは水と油のような混和が困難なものに使うが,ロータ-ステーター付きのタンクで,アジテータを内蔵し,ホムスのような高粘性のものに粉や油を混入するのに適している。Tetra Pak社は計算流体力学(CFD)によって混合過程中のタンク内の状態を数値シミュレーションで’バーチャルミキサ’化し,それぞれの使い方ごとにミキサの設計を最適化した。CFDによって実験回数を少なくでき,広範囲の実験が可能となる。バーチャル実験で相互作用的なフィードバック,パワー出力,混合時間,エネルギー散逸などの追加情報が得られる。実験による経験とコンピュータシミュレーションを併用することはかなり有用である。粘度の高い食品のための’バーチャルミキサ’を設計し,そのバリデーションを行うための手順として,ロータ-ステーター領域の実験,タンク内の乱流による混合実験及び高粘性流体による実験,について記述した。

シソーラス用語： 食品工業 ,  *食品工業機械 ,  *混合装置 ,  設計 ,  最適化 ,  計算流体力学 ,  検証 ,  剪断 ,  回転子 ,  固定子 ,  *食品加工
準シソーラス用語： *ミキサ ,  CFD【流体力学】 ,  *数値シミュレーション ,  CFD解析 ,  バーチャル計測 ,  バリデーション ,  バッチミキサ ,  ロータ ,  ステーター ,  高粘度

分類 (1件)： 食品工業一般  (FJ02010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 設計 ,  段階 ,  ミキサー ,  機能性 ,  最適化 ,  食品工業