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J-GLOBAL ID:201702281631436178   整理番号:17A0221804

ベンゼン/La2/3Sr1/3MnO3スピン界面の大きな空間的スピン分極:有機スピントロニクスデバイスに向けて

Large Spatial Spin Polarization at Benzene/La2/3Sr1/3MnO3 Spinterface: Toward Organic Spintronic Devices
著者 (4件):
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巻: 120  号: 11  ページ: 6156-6164  発行年: 2016年03月24日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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La2/3Sr1/3MnO3(LSMO)は長らく研究されてきた高スピン分極材料で,有機スピントロニクスデバイスの電極に用いられる。デバイスは磁性体/有機物/LSMOの組み合わせとして用いられるが,磁気抵抗には大きな温度依存性がある。また,第一原理計算も数多く行われているが,磁性体/有機物界面に注目し,有機/LSMO界面のスピン的特徴の理解は進んでいない。今回,ベンゼン/LSMOスピン界面を第一原理計算を基に調べた。LaとSrの配置が規則的な場合,LSMOの表面層により結果は大きく変わり,2種のMnO末端ではベンゼンのpz軌道とLaのf軌道の混合が大きく,強いスピン注入が起きるが,SrO末端は不活性だった。また,どのようなモデルにおいても,正の空間的スピン分極はベンゼン層と真空層まで広がっており,ベンゼン上方で空間的スピン分極の反転は起きていない。この結果は,有機層は有機/LSMOスピン界面の大きなスピン分極を伝搬できることを示す。
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分類 (4件):
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界面の電気的性質一般  ,  数値計算  ,  塩基,金属酸化物  ,  電子スピン共鳴一般 
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