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J-GLOBAL ID：201702281654921565   整理番号：17A0883009

植物水理学に及ぼす大気中の二酸化炭素濃縮の効果の合成:干ばつへの植物全体の水利用効率と抵抗性に対する意義【Powered by NICT】

A synthesis of the effects of atmospheric carbon dioxide enrichment on plant hydraulics: implications for whole-plant water use efficiency and resistance to drought

著者 (4件)： Domec Jean-Christophe (Bordeaux Sciences Agro, UMR 1391 INRA-ISPA, 33175, Gradignan Cedex, France) ,  Domec Jean-Christophe (Nicholas School of the Environment, Duke University, Box 90328, Durham, NC, 27708, USA) ,  Smith Duncan D. (Department of Botany, University of Wisconsin-Madison, Madison, WI, 53706, USA) ,  McCulloh Kate A. (Department of Botany, University of Wisconsin-Madison, Madison, WI, 53706, USA)
資料名： Plant, Cell & Environment  (Plant, Cell & Environment)
巻： 40  号： 6  ページ： 921-937  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0792A  ISSN： 0140-7791  CODEN： PLCEDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物油圧構造の構造と機能に及ぼす高[CO_2](CO_2~e)の影響に関する研究を要約し,モデルを用いてそれらの変化の意味を調べた。CO_2~eによる導管直径と水力学的コンダクタンスの変化は種間で変化した。リング多孔質種は,火道の大きさと結果的に伝導率の増加の傾向がある。散孔材種の影響ははるかに限られている。針葉樹では,結果は多様であり,いくつかの種は木部構造の小さな変化を示したが,他の研究は,仮道管密度と直径が増加した。非木材植物は一般的にCO_2~e下で狭い導管と低い水力学的伝導率を有する逆パターンを示した。さらに,耐干性形質の変化は非木質植物はCO_2~e,将来の条件下での渇水誘発塞栓症にうまく耐えるに可能によって最も影響されたことを示唆した。それらの複雑さのために,CO_2~eに応答して水理形質における順化は測定にのみ依存する時解釈が困難である。我々が観察した組織特異的傾向は植物の機能を変化させる可能性があるかを調べたとき,著者らのモデル化の結果は,これらの水力学的変化はanisohydric speciesにおけるよりも等においてより顕著な効果を示し,CO_2~e下で進展した樹木におけるコンダクタンス減少とより頻繁な乾燥ストレスをもたらすであろうことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 針葉樹 ,  コンダクタンス ,  水力学 ,  耐干性 ,  仮道管 ,  管路 ,  リグニン ,  *干ばつ ,  モデリング ,  木材 ,  渇水
準シソーラス用語： 乾燥ストレス ,  伝導率 ,  *水利用効率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： 解剖学 ,  非等水溶液品種 ,  キャビテーション ,  気候変動 ,  CO2上昇 ,  塞栓脆弱性 ,  等水 ,  蒸散 ,  木材

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 植物 ,  水理学 ,  大気中 ,  二酸化炭素濃縮 ,  干ばつ ,  水利用効率