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J-GLOBAL ID：201702281655692623   整理番号：17A1714955

アメリカザリガニProcambarus clarkiiにおける2arasin様ペプチドの同定と特性化【Powered by NICT】

Identification and characterization of two arasin-like peptides in red swamp crayfish Procambarus clarkii

著者 (3件)： Chai Lian-Qin (State Key Laboratory of Cotton Biology, School of Life Sciences, Henan University, Kaifeng, 475004, China) ,  Li Wan-Wan (State Key Laboratory of Cotton Biology, School of Life Sciences, Henan University, Kaifeng, 475004, China) ,  Wang Xian-Wei (School of Life Sciences, Shandong University, Jinan, 250100, China)
資料名： Fish & Shellfish Immunology  (Fish & Shellfish Immunology)
巻： 70  ページ： 673-681  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1617A  ISSN： 1050-4648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗菌ペプチド(AMP)は標的微生物直接あるいは免疫応答を調節する間接的に宿主防御における小エフェクターである。本研究では,AMPのような二arasin,Pc arasin1とPc arasin2と名付け,Hyas araneusに見られるarasinsに配列類似性をもつProcambarus clarkiiをアメリカザリガニで同定された。両Pc arasinsは四個の保存されたシステイン残基を含むシグナルペプチド,N末端プロリンリッチ領域およびC末端領域から成っていた。二Pc arasinsの類似性は44.44%であり,Pc arasin2はN末端におけるいくつかの付加的残基を含んでいた。arasinファミリーの複数の位置合わせは,C末端とPc arasinsのN末端の変化の保存を示唆した。両AMPsは血球特異的で,発現は細菌の挑戦,病原性細菌Aeromonas hydrophilaによるespeaciallyを誘導することができた。二本鎖RNAによる各Pc arasin発現のノックダウンは,A.hydrophilaに対する宿主免疫を抑制すると,市販合成Pc arasinsはノックダウン結果を救うことができた。合成ペプチドの両方は3種のグラム陽性菌と3種のグラム陰性細菌に対して広い抗菌活性を示し,最小発育阻止濃度は6.25μMから50μMまで変化した。これらの結果は,配列,arasinファミリーの発現と機能に関する新しいデータを示し,細菌病原体に対する宿主免疫応答におけるこのファミリーの役割を強調した。Pc arasinsの特性化は,これらの二種類の新しく同定したAMPに基づく水産養殖における疾病管理に対する治療薬開発の可能性を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *アメリカザリガニ ,  *ペプチド ,  *キャラクタリゼーション ,  Aeromonas hydrophila ,  抗細菌作用 ,  免疫反応 ,  最小発育阻止濃度 ,  グラム陽性菌 ,  病原体 ,  シグナルペプチド ,  養殖 ,  血球 ,  類似性
準シソーラス用語： 宿主免疫 ,  抗菌ペプチド , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 赤湿地ザリガニ ,  先天性免疫 ,  RNA干渉 ,  Arasin ,  抗菌ペプチド

分類 (2件)： 免疫反応一般  (ED03010T) ,  生体防御と免疫系一般  (ED01010F)

タイトルに関連する用語 (6件)： アメリカ ,  ザリガニ ,  Procambarus ,  ペプチド ,  同定 ,  特性化