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J-GLOBAL ID:201702281733145861   整理番号:17A0445064

E.coliのl ornithinase(argE)遺伝子の花粉特異的発現によるイネにおける誘導性雄性不稔システムの開発【Powered by NICT】

Development of an inducible male-sterility system in rice through pollen-specific expression of l-ornithinase (argE) gene of E. coli
著者 (3件):
資料名:
巻: 256  ページ: 139-147  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,イネの開発した誘導雄性不稔システム。誘導性雄性不稔を導入するために,E.coliのl ornithinase(argE)遺伝子のコード領域は花粉粒で特異的に機能することが知られているOryza sativa indica花粉アレルゲン(OSIPA)プロモータ配列に融合した。トランスジェニック植物はargE遺伝子で得られ,植物体の遺伝子組換状況はPCR法とサザンブロット分析により確認した。RT-PCR解析は,トランスジェニックイネのやくにおけるargEの組織特異的発現を確認した。N アセチル ホスフィノトリシン(N ac PPT)の適用後,argEを発現するトランスジェニックイネはargEの花粉特異的発現のために完全に雄性不稔になった。しかし,N ac PPTが適用されないとき,argEトランスジェニック植物は自己稔性であることが分かった。正常稔性種子は雄性不稔argE形質転換と非形質転換対照植物間の他家受粉から得られた,雌の受胎能はN ac PPT処理によって影響されないことを示した。これらの結果は,argE遺伝子の発現は雄性配偶体ではなく雌ずい発育のみに影響することを示唆した。イネの完全な雄性不稔の誘導は,その種の最初のものであり,さらにこの雄性不稔システムは特定の稔性回復系統の展開を必要としない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生殖  ,  遺伝子操作 

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