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J-GLOBAL ID:201702281750707990   整理番号:17A1248958

非プロトン性媒質中のCu~2+検出のための選択的発光発色性および蛍光性セレノクマリンプローブ【Powered by NICT】

A selective emissive chromogenic and fluorogenic seleno-coumarin probe for Cu2+ detection in aprotic media
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 1174-1181  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1641A  ISSN: 1474-9092  CODEN: PPSHCB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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クマリン(化合物7)を含む新しいセレンはクマリン519(6)および2 (ブチルセラニル)エタンアミン(5)間のアミド結合を用いて設計,合成した。7の分子構造を正確に特性化し,アセトニトリル,エタノールおよびクロロホルム溶液中での光物理的性質を吸収,定常および時間分解蛍光分光法により研究した。溶媒極性の変化は,Stokesシフト,量子収率および励起状態の寿命に影響した。化合物7の分光学的挙動をアセトニトリル溶液中で異なる一価,二価および三価金属カチオン(Na~+,K+-~+,Ca~2+,Co~2+,Ni~2+,Cu~2+,Zn~2+,Cd~2+,Pb~2+,Hg~2+,Hg~+,Ag~+,Al~3+,Fe~3+,Ga~3+およびCr~3+)の存在下で評価した。試験したカチオンの中で,7はCu~2+との高選択的相互作用,期待できない吸収hypsocromicシフト(通常クマリン519が赤方偏移錯体を与える)と強いキレート化増強蛍光消光(CHEQ)によって証明されたを示した。Cu~2+を添加すると7の分光測光及び蛍光分光滴定を行った。これらのデータから,最小検出可能かつ定量可能な量を計算し,放出による吸収と0.6および1.0μmol L~( 1)による0.2と0.4μmol L~( 1)であった。1:1化学量論7Cu~2+化合物提示し,吸収および発光の安定度定数値は,それぞれlogβ=5.78およびlogβ=6.32であることが分かった。有機溶媒系における7Cu~2+化合物の高い選択性を考慮して,有機変換における銅の役割を考慮すると,銅酸化物を含むような有機反応における酸化依存性過渡的エンティティの定量に関する研究のための有望な蛍光センサとみなすことができる。さらに,非プロトン性生物学的システムにおけるこの金属カチオンin vitroの検出と定量に用いることができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
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