文献

J-GLOBAL ID：201702281755696145   整理番号：17A0619592

最近のろう付技術のトレンド アルミニウムのろう付技術

著者 (1件)： 小久保貴訓 (日本軽金属)
資料名： 溶接技術  (日本溶接協会誌)
巻： 65  号： 6  ページ： 38-41  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： G0237A  ISSN： 0387-0197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,アルミニウムろう付技術の基礎について,特徴,分類,材料を中心に概説した。アルミニウムのろう付では,安定なアルミニウム酸化皮膜がろうとの接合性阻害要因となる。ろうにはAl-Si系のアルミニウム合金が用いられ,融点が母材の融点に近接している。また表面張力が大きくかつ比重が小さい等の特徴がある。アルミニウムろう付法として現在主流となっているのは,フラックスを使用する非腐食性フラックス法とフラックスレスの真空ろう付法である。ろう付に適したアルミニウム合金は,純アルミニウムおよびAl-Mn合金で,他のろう付技術とは決定的に異なる代表的な特徴はブレージングシートの使用である。

シソーラス用語： *ろう付 ,  アルミニウム ,  *アルミニウム合金 ,  酸化膜 ,  *ろう材 ,  ケイ素含有合金 ,  融点 ,  界面張力 ,  比重 ,  融剤 ,  純金属 ,  マンガン含有合金 ,  クラッド材 ,  積層材料 ,  薄板 ,  真空ろう付
準シソーラス用語： ブレージングシート

分類 (1件)： ろう付  (WC07050C)

タイトルに関連する用語 (3件)： ろう付 ,  トレンド ,  アルミニウム