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J-GLOBAL ID：201702281785972361   整理番号：17A0060648

多孔性遷移金属酸化物とその担持貴金属触媒による揮発性有機化合物酸化の触媒性能【JST・京大機械翻訳】

Catalytic removal of volatile organic compounds using ordered porous transition metal oxide and supported noble metal catalysts

著者 (5件)： Liu Yuxi (College of Environmental and Energy Engineering, Beijing University of Technology) ,  Deng Jiguang (College of Environmental and Energy Engineering, Beijing University of Technology) ,  Xie Shaohua (College of Environmental and Energy Engineering, Beijing University of Technology) ,  Wang Zhiwei (College of Environmental and Energy Engineering, Beijing University of Technology) ,  Dai Hongxing (College of Environmental and Energy Engineering, Beijing University of Technology)
資料名： Cuihua Xuebao  (Cuihua Xuebao)
巻： 37  号： 8  ページ： 1193-1205  発行年： 2016年 
JST資料番号： B0927B  ISSN： 0253-9837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大部分の揮発性有機化合物(VOCS)汚染環境は、ヒトの健康に危害を及ぼす。現在、中国ではVOCS汚染の管理に関する研究が行われているが、自主的な知的所有権を持つVOCS管理技術が不足しているため、新型の高効率VOCS処理技術の開発が急がれている。触媒酸化法はVOCSの最も効果的な除去経路の一つであるが,高性能触媒の開発はこのプロセスを実現するための鍵である。近年,VOCSの効率的かつ安価な触媒の研究開発において,多くの遷移金属酸化物,混合または複合金属酸化物,および担持貴金属触媒が,効果的な触媒酸化材料として考えられている。バルク材料と比較して,多孔性材料は,より高い細孔構造とより高い比表面積を持ち,それは,反応物質の拡散,吸着,および脱着のために,より高い触媒活性と選択性を持っている。一方、活性成分(例えば貴金属など)は多孔性材料表面の高分散、活性成分の焼結を抑制するため、より良い触媒安定性がある。本論文では、近年の多孔性金属酸化物の環境汚染物除去領域における研究の進展について概説した。本論文では,秩序化メソ多孔性又はマクロ多孔性遷移金属酸化物,ペロブスカイト型酸化物及び担持貴金属触媒の調製及び典型的VOCS(例えばベンゼン系,アルコール類,アルデヒド類及びケトン類)の触媒性能を紹介し,四種類の触媒材料を紹介した。それらは,メソ多孔性遷移金属酸化物または複合酸化物(CO_3O_4,MNO_2,FE_2O_3,CR_2O_3およびLAFEO_3)を含んだ。貴金属(CO_3O_4,AU/MNO_2およびCO_3O_4)を担持したメソ多孔性金属酸化物を調製した。三次元規則化マクロ多孔性遷移金属酸化物あるいは複合酸化物(FE_2O_3,LAMNO_3,LA_(0.6)SR_(0.4)MNO_3およびLA_2CUO_4)触媒を調製した。三次元有機金属酸化物担持貴金属(CO_3O_4,LACOO_3,AU_(0.6)SR_(0.4)MNO_3およびAUPD/CO_3O_4)触媒の調製および物理化学的性質は,ベンゼン,トルエン,キシレン,エタノール,アセトン,ホルムアルデヒド,メタンおよびクロロホルムなどのVOCSの触媒性能と相関した。シリカあるいはポリメタクリル酸甲Zhi微球などのハードテンプレートを用いて、ナノ鋳造法を用いて、三次元あるいは三次元の規則的単一または二次元構造の金属酸化物を調製することができる。その結果,多孔性金属酸化物の触媒性能は,ナノ多孔性金属触媒のそれよりも優れていることが判明した。多孔性材料の優れた触媒性能は、大きな比表面積、高い吸着酸素種濃度、優れた低温還元性、独特な孔構造、活性成分の高分散及び貴金属と酸化物担体の間の強い相互作用などに関係している。触媒活性に影響する因子は,原子レベルでの触媒プロセスの理解に役立ち,新しい効率的触媒の設計と調製のための基礎を築いた。本研究では、硬質テンプレート法による多孔性材料の欠点は、目標触媒の収率が低く、ハードテンプレートの浪費が深刻で、大規模多孔性触媒が製造コストを増加させ、これらの問題を解決する必要があることを指摘した。同時に、VOCS除去技術の将来の発展傾向を展望し、多種の技術を併用する方法はVOCSの除去効率を最大限に向上させることが期待される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *触媒活性 ,  細孔構造 ,  *貴金属 ,  酸素 ,  三次元 ,  比表面積 ,  *揮発性有機化合物 ,  低温 ,  *多孔性 ,  接触酸化 ,  二酸化ケイ素 ,  アルカン ,  脂肪族アルコール ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： メソポーラス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Volatile organic compound ,  Catalytic combustion Porous transition ,  metal oxide Perovskite-type oxide ,  Supported noble metal catalyst

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  不均一系触媒反応  (CB06100E)

物質索引 (3件)： メタン ,  エタノール ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (7件)： 多孔性 ,  遷移金属酸化物 ,  担持 ,  貴金属触媒 ,  揮発性有機化合物 ,  酸化 ,  触媒性能