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J-GLOBAL ID：201702281805411249   整理番号：17A1998699

大脳基底核における血管周囲腔の肥大は,高齢者における頭蓋内アテローム性動脈硬化症と独立して関連する【Powered by NICT】

Enlarged perivascular spaces in the basal ganglia are independently associated with intracranial atherosclerosis in the elderly

著者 (2件)： Del Brutto Oscar H. (School of Medicine, Universidad Espiritu Santo - Ecuador, Guayaquil, Ecuador) ,  Mera Robertino M. (Vanderbilt University Medical Center, Nashville, TN, USA)
資料名： Atherosclerosis  (Atherosclerosis)
巻： 267  ページ： 34-38  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0599B  ISSN： 0021-9150  CODEN： ATHSBL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 拡大した大脳基底核血管周囲腔(BG PVS)は脳小血管疾患(SVD)のマーカーである。拡大したBG PVSとアテローム性動脈硬化症の間の関連性を検討されているが,知識は頭蓋外血管に限定されている。BG PVS拡大は頚動脈サイフォン石灰化(CSC)と相関し,頭蓋内アテローム性動脈硬化症の代理として使用したかどうかを評価することを目的とした。60歳以上のアタウアルパ在住はCSCの評価のための頭部コンピュータ断層撮影(CT),及びBG PVSの評価とSVDの他のイメージングマーカーのための脳磁気共鳴イメージング(MRI)を受けた。人口統計学と心血管リスク因子で調整した回帰モデルを用いてBG PVSとCSC重症度(従属変数)の間の関係を評価した。437候補のうち,354(81%)が含まれた。グレード1CSCは32(9%)被験者における131(37%),グレード2 99(28%),グレード3 92で(26%),グレード4で観察された。MRIは97(27%)参加者におけるBG PVS>10拡大,81(23%)における中等度から重度の白質高信号域,39(11%)におけるラクナ梗塞,および28(8%)中の深い微小出血を示した。完全調整モデルは,拡大したBG PVSとCSC重症度の間に有意な関連を示した。グレード4CSC患者はグレード1CSCよりBG PVS拡大の3倍のオッズを持っていた。拡大したBG PVSはグレード1およびグレード4CSC患者の20%対41%であった。拡大したBG PVSはしばしばCSCと共存し,共通の病原機構は両条件の発生を説明する可能性があることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 危険因子 ,  *老人 ,  頚動脈 ,  患者 ,  回帰モデル ,  *大脳基底核 ,  石灰化 ,  *血管 ,  NMRイメージング ,  *アテローム性動脈硬化症
準シソーラス用語： 微小出血 ,  白質高信号域 ,  重症度 ,  頭部CT ,  *頭蓋 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 血管周囲腔の肥大 ,  脳小血管疾患 ,  頚動脈サイフォン石灰化 ,  頭蓋内アテローム性動脈硬化症 ,  リスクファクター

分類 (1件)： 循環系の疾患  (GJ03000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 大脳基底核 ,  血管 ,  肥大 ,  高齢者 ,  頭蓋 ,  アテローム性動脈硬化症