文献

J-GLOBAL ID：201702281805543777   整理番号：17A0660793

オクチルβDガラクトシド結晶における固相-固相相転移と変調結晶形成への構造的洞察【Powered by NICT】

Structural Insights into Solid-to-Solid Phase Transition and Modulated Crystal Formation in Octyl-β-d-Galactoside Crystals

著者 (3件)： Ogawa Shigesaburo (School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Sanda, Hyogo, 669-1337, Japan. [e-mail]) ,  Ozaki Yukihiro (School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Sanda, Hyogo, 669-1337, Japan) ,  Takahashi Isao (School of Science and Technology, Kwansei Gakuin University, Sanda, Hyogo, 669-1337, Japan. [e-mail])
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 17  号： 18  ページ： 2808-2812  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成monotailedβ-結合ガラクト脂質の重要性にもかかわらず,天然ガラクト脂質の詳細な理解のための,これらのβ-結合ガラクト脂質の結晶構造温度依存性と水和特性などの多くの側面はまだ不十分な理解されていない。本論文では,熱分析,Fourier変換赤外分光法(FTIR),粉末X線回折(PXRD)測定とすれすれ入射広角X線回折(GI WAXD)分析を用いて,オクチルβDガラクトシド(MOβGal),最も簡単なmonotailedガラクト脂質の一つの結晶特性の詳細な洞察を示した。その結果,温度が低下するとMOβGal無水結晶強化水素結合相互作用を介して低対称性結晶格子への高対称構造からの連続的な構造変化を示すことを明らかにした。さらに,半水和物結晶は,変調された「リボン相」であることが分かった。これらの洞察は,強くβ-結合ガラクト脂質は結晶状態でも変調構造を形成するのに必要な固有の特性を持ち,秩序パラメータ変化を防止するための緩衝媒体として少量の水の存在の重要性を示すことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ガラクトシド ,  *相転移 ,  結晶格子 ,  熱分析 ,  *結晶 ,  秩序パラメータ ,  水素結合 ,  結晶構造 ,  *固相 ,  温度依存性 ,  水和物 ,  対称性 ,  水和 ,  ガラクト脂質 ,  *固相変態 ,  *相
準シソーラス用語： *固相転移 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 分析法 ,  糖脂質 ,  hydrates ,  相転移 ,  薄膜

分類 (3件)： 脂質一般  (EB05010B) ,  液-気界面  (CB12020U) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (6件)： ガラクトシド ,  結晶 ,  固相 ,  固相相転移 ,  変調 ,  洞察